家族という神話

ステファニー・クーンツ

一九五〇年代アメリカの豊かで幸せな家族像が実は作られたイメージであり、その束縛から逃れ家族の多様性を認めることが大切だと説く話題の本。解説・芹沢俊介

家族という神話
  • シリーズ:単行本
  • 4,180円(税込)
  • Cコード:0036
  • 整理番号:
  • 刊行日: 1998/03/18
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:四六判
  • ページ数:448
  • ISBN:4-480-86307-9
  • JANコード:9784480863072

この本の内容

テレビドラマなどで親しんできた豊かで幸せなアメリカの家族像が、実は「どこにもなかった過去」であることを明らかにした話題の本。日本の家族問題を考える上でも有効な一冊。

この本の目次

第1章 理想化された過去―家族の危機とは何か
第2章 「ビーバーちゃん」と「オジーとハリエット」―1950年代のアメリカの家族
第3章 「私の母は聖人でした」―個人主義、ジェンダー神話と愛の問題
第4章 私たちは誰にも頼らずやってきた―自助の精神とアメリカの家族
第5章 強力な家族の絆こそ社会基盤の充実―家庭的価値と市民としての義務
第6章 家庭は男の城である―公的権力の家庭への介入
第7章 ブラジャー焼き捨てと家庭破壊―フェミニズム、働く女性、消費文化、そして家庭
第8章 「愛が実り、二人はめでたくゴールイン、そしてこうのとりが…」―結婚とセックスと生殖
第9章 有害な親、ママゴンと父親不在―親業を正しく見る
第10章 未婚の母、はみだしものの少年、クラック・ベイビー、下層階級―黒人家庭の崩壊という神話
第11章 危機の再点検
終章 新しい伝統を創る

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