神崎 宣武 カンザキ ノリタケ
神崎 宣武(かんざき・のりたけ):1944年岡山県生まれ。民俗学者。武蔵野美術大学在学中より宮本常一の教えを受ける。長年にわたり国内外の民俗調査・研究に取り組むとともに、陶磁器や民具、食文化、旅文化、盛り場など幅広いテーマで執筆活動を行なっている。現在、旅の文化研究所所長。郷里で神主も務めている。主な著書に『大和屋物語 大阪ミナミの花街民俗史』『酒の日本文化』『しきたりの日本文化』『江戸の旅文化』『盛り場の民俗史』『台所用具は語る』などがある。
神崎 宣武 著
名古屋中村遊廓跡で出くわした建物取壊し。そこから著者の遊廓をめぐる探訪が始まる。女たちの隠された歴史が問いかけるものとは。解説 井上理津子
ちくま文庫 文庫判 304頁 刊行日 2017/01/10 ISBN 978-4-480-43398-5JANコード 9784480433985
定価:本体860 円+税
在庫 ○
フーテンの寅さんは各地のお祭りや縁日を渡り歩くテキヤだった。本書は大正、昭和期、茶碗をネタにテキヤ渡世を生きた老テキヤからの聞き取りをもとに、テキヤの心情、流通、掟などを記録した貴重にして面白いノンフィクションである。
文庫判 320頁 刊行日 2023/08/07 ISBN 978-4-480-43891-1JANコード 9784480438911
定価:本体880 円+税
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