定本艶笑落語 2 ─艶笑落語名作選

小島 貞二 編集

好色的なおかしさ、あでやかな笑いを何人もの師匠の記憶をたしかめ、原形に復元した、おおらかでたのしい、日本の伝統的な よきエロチカ 。

定本艶笑落語 2 ─艶笑落語名作選
  • シリーズ:ちくま文庫
  • 880円(税込)
  • Cコード:0176
  • 整理番号:こ-5-18
  • 刊行日: 2001/04/10
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:336
  • ISBN:4-480-03632-6
  • JANコード:9784480036322
小島 貞二
小島 貞二

コジマ テイジ

1919年3月、愛知県豊橋市生まれ。新聞記者、放送作家を経て演芸・相撲評論家。日本放送作家協会会員、国立劇場演芸場運営委員、笑芸研究「有遊会」代表、相撲研究「貞友会」顧問、朝日新聞千葉版「千葉笑い」選者。著書に『落語名作全集』全7巻『漫才世相史』『びんぼう自慢』(編)『決定版・快楽亭ブラック伝』「相撲丸豆本」全10巻『力士雷電』全3巻『定本艶笑落語』全3巻『禁演落語』など150冊余。2003年6月24日、逝去。

この本の内容

寄席では上演不可能なものが多いため、主として“お座敷ばなし”として、ひそかに語りつがれてきた、艶笑落語。好色的なおかしさ、あでやかな笑い―そのテーマはサゲは伝わっていても、形として残っているものの少ない往年の名作、傑作を、何人もの師匠の記憶をたしかめ、あるいは古い資料をもとにして、ほぼ原形に復元した。

この本の目次

数取り
嵐民弥(いいえ)
故郷へ錦
クイ違い
紀州飛脚
菊重ね(なめる)
長持
大名道具
道鏡
かすがい
かつぶしや
魚の狂句
三軒長屋(お手々ないない)
まくら丁稚
羽根つき丁稚
風呂屋
かみなりの弁当
間男の松茸
疝気の遊び
与兵衛の張形
熊の皮
秋葉ッ原
けんげしゃ茶屋
付・相撲甚句

この本への感想投稿

本書をお読みになったご意見・ご感想などをお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社HP、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただくことがございます。
は必須項目です。おそれいりますが、必ずご記入をお願いいたします。

(ここから質問、要望などをお送りいただいても、お返事することができません。あしからず、ご了承ください。お問い合わせは、こちらへ)







 歳

 公開可   公開不可