徳川吉宗

笠谷 和比古

幕府中興の祖、八代将軍吉宗が創りあげた日本型組織システムの原型とは? 彼の改革政治のリーダーとしての資質に迫るとともに、享保の改革の全体像を考察する。

徳川吉宗
  • シリーズ:ちくま新書
  • 726円(税込)
  • Cコード:0221
  • 整理番号:44
  • 刊行日: 1995/09/19
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:新書判
  • ページ数:240
  • ISBN:4-480-05644-0
  • JANコード:9784480056443
笠谷 和比古
笠谷 和比古

カサヤ カズヒコ

1949年兵庫県生まれ。京都大学文学部卒業。京都大学大学院文学研究科博士課程修了、同博士(文学)。専攻は日本近世史、武家社会論。国際日本文化研究センター教授などを経て、同センター名誉教授。これまでにチュービンゲン大学、ベルリン大学、北京外国語学院、フランス東洋言語学院等の客員教授を兼任。

この本の内容

幕府中興の粗、八代将軍吉宗。百分の一以下の確率のチャンスしかなかった彼がどのようにして将軍になりえたのか。将軍として押し進めた改革とはどのようなものだったのか。吉宗の改革政治のリーダーとしての資質に迫るとともに、今日のいわゆる日本型組織システムの形成に道をひらいた享保改革の全体像を豊富な文献史料に基づいて明らかにする。日本型組織におけるスーパー・リーダーの条件。

この本の目次

第1章 元禄・享保時代と吉宗
第2章 幕府の財政改革
第3章 都市問題と行政制度の整備
第4章 司法制度の整備と『公事方御定書』の編纂
第5章 組織改革と人材登用
第6章 国産開発と徳川社会の近代化
終章 吉宗のリーダーシップ

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