現代パチンコ文化考

谷岡 一郎

パチンコが売上げで自動車を抜いた。驚くべきことだ。毎年三千万人が二十数兆円をつぎ込む魅力は何か? パチンコを通して日本社会を解明するスリル満点の一冊。

現代パチンコ文化考
  • シリーズ:ちくま新書
  • 726円(税込)
  • Cコード:0236
  • 整理番号:149
  • 刊行日: 1998/03/19
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:新書判
  • ページ数:208
  • ISBN:4-480-05749-8
  • JANコード:9784480057495
谷岡 一郎
谷岡 一郎

タニオカ イチロウ

1956年大阪生まれ。1980年に慶鷹義塾大学法学部を卒業後、1983年南カリフォルニア大学行政管理学修士課程を修了、1989年社会学部博士課程を修了(Ph.D.)。大阪商業大学教授を経て、1997年大阪商業大学学長、2005年学校法入谷岡学園理事長。専門は犯罪学、ギャンブル社会学、社会調査論。著書に『「社会調査」のウソ――リサーチ・リテラシーのすすめ』(文春新書)、『ツキの法則――「賭け方」と「勝敗」の科学』(PHP新書)、『データはウソをつく――科学的な社会調査の方法』『SFはこれを読め!』『はじめての刑法入門』(以上、ちくまプリマー新書)、『40歳からの知的生産術』『定年後の知的生産術』(ちくま新書)、など多数。

この本の内容

パチンコが売り上げで自動車を抜いた。これは驚くべきことである。プリペイドカードとひきかえに導入されたCR機(賭博マシン)、これが数年前に売り上げを倍増。そしていまや日本列島全体をギャンブル熱が覆う。パチンコが好きか嫌いかにかかわらず、これは一大事件である。パチンコは日本を滅ぼすのか?それとも日本経済を救うのか?ギャンブルの理論・実技から法律・産業分析にまで精通する社会学者が、日本社会におけるパチンコの位置づけを明示する。

この本の目次

第1章 パチンコと日本人
第2章 パチンコの「おもしろさ」
第3章 産業としてのパチンコ
第4章 パチンコと法律
第5章 パチンコの未来

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