日本経済のウソ

高橋 洋一

円高、デフレ、雇用崩壊――日本経済の沈下が止まらない。この不況の時代をどう見通すか? 大恐慌から現代まで、不況の原因を徹底検証し、日本経済の真実を明かす!

日本経済のウソ
  • シリーズ:ちくま新書
  • 814円(税込)
  • Cコード:0233
  • 整理番号:857
  • 刊行日: 2010/08/04
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:新書判
  • ページ数:224
  • ISBN:978-4-480-06563-6
  • JANコード:9784480065636
高橋 洋一
高橋 洋一

タカハシ ヨウイチ

1955年東京都生まれ。東京大学理学部数学科・経済学部経済学科卒業。博士(政策研究)。80年、大蔵省(現・財務省)入省。理財局資金企画室長、プリンストン大学客員研究員などを経て、2006年から内閣参事官。07年に特別会計の「埋蔵金」を暴露し、一躍、脚光を浴びる。株式会社政策工房代表取締役会長、10年より嘉悦大学教授。著書に『財投改革の経済学』(東洋経済新報社)、『さらば財務省!』(講談社)、『鳩山由紀夫の政治を科学する』(共著、インフォレスト)、『この金融政策が日本経済を救う』『日本の大問題が面白いほど解ける本』(光文社)など。

推薦のことば

「埋蔵金」を国庫から発掘した高橋洋一さんが、今度は「デフレ不況の真犯人」を白日の下にさらします。 勝間勝代

 

この本の内容

「日本は国家破綻する」「デフレ不況は量的緩和では回復しない」「増税しても景気は良くなる」などなど、日本経済はウソだらけ!日本が長い不況から立ち直れない理由は、日本独自のおかしな定説にこそあった。日本経済が復活するためには、ウソだらけの定説を見直し、もっとも効果的な経済政策を行なわなければならない。大恐慌からリーマン・ショック、そしてギリシャ破綻まで、世界の常識に照らしながら、日本経済のウソと真実を克明に解き明かす。

この本の目次

はじめに―日本経済のウソと真実を見抜け!
第1章 日本はなぜ不況なのか?―デフレ不況の経済学(日本はなぜデフレなのか?
デフレは誰の責任か?
正しいデフレ対策とはなにか?)
第2章 危機はいかに克服されるか?―危機克服の経済学(これまで、どのようなデフレがあったか?
歴史からなにを学ぶか?
いかに金融システムを安定させるか?)
第3章 これからの日本経済はどうなるか?―国家再建の経済学(日本経済はどうなっていくか?
日本はなぜ正しい金融政策を行なえないのか?
日本の未来はどうなるか?)

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