日本の転機 ─米中の狭間でどう生き残るか
孫崎享氏推薦!
三〇〜四〇年後、米中冷戦の進展によって、世界は大きく変わる。太平洋体制と並行して進展する中東の動きを分析し、徹底したリアリズムで日本の経路を描く。
30〜40年後、米中冷戦の進展によって、世界は大きく変わる。視野を広げて考えるならば、両大国の狭間にある日本にとって、やがて訪れる勢力均衡の大変化は死活の問題である。本書では、太平洋体制と並行して進展する中東の動き―とくにイラン、イスラエル、米国の三角関係―を分析し、巨視的に世界情勢を読み解く。その補助線として「核」を俎上にのせ、人類は核兵器のコントロールがいかに可能なのかを問う。祖父として孫の時代を心配する学者が、徹底したリアリズムをふるって日本の経路を描く。
第1部 米中関係の展開と日本(失われた二〇年前の楽観主義
米中冷戦の明白化
「積極外交」による米国の同盟固め
米中冷戦の決着―ひとつのシナリオ
歴史が示唆するもうひとつのシナリオ―明治以来の日本の勃興
安心材料?自己欺瞞?)
第2部 まぼろしの核兵器(核不拡散という至上命令
イランの核
米国・イスラエル・イランの三角関係
朝に紅顔、夜に白骨―NPTの履歴書)
第3部 では、どうしよう?(MADの普遍化
ある晴れた日
想像と現実)
本書をお読みになったご意見・ご感想などをお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社HP、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただくことがございます。
※は必須項目です。おそれいりますが、必ずご記入をお願いいたします。
(ここから質問、要望などをお送りいただいても、お返事することができません。あしからず、ご了承ください。お問い合わせは、こちらへ)
歳
公開可 公開不可