日本近代美術史論

高階 秀爾

圧倒的な西洋文化に開眼した明治の日本美術。高橋由一から藤島武二まで。日本的感性の挫折と革新を鮮やかに論証する名著。
【解説: 酒井忠康 】

日本近代美術史論
  • シリーズ:ちくま学芸文庫
  • 1,540円(税込)
  • Cコード:0170
  • 整理番号:タ-6-3
  • 刊行日: 2006/06/07
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:464
  • ISBN:4-480-08989-6
  • JANコード:9784480089892
高階 秀爾
高階 秀爾

タカシナ シュウジ

高階 秀爾(たかしな・しゅうじ):1932年、東京生まれ。東京大学教養学部卒業。1954ー59年、フランス政府招聘留学生として渡仏。国立西洋美術館館長、日本芸術院院長、大原美術館館長を歴任。現在、東京大学名誉教授、日本芸術院院長。専門はルネサンス以降の西洋美術史であるが、日本美術、西洋の文学・精神史についての造詣も深い。長年にわたり、広く日本のさまざまな美術史のシーンを牽引してきた。主著に『ルネッサンスの光と闇』(中公文庫、芸術選奨)、『名画を見る眼』(岩波新書)、『日本人にとって美しさとは何か』『ヨーロッパ近代芸術論』(以上、筑摩書房)、『近代絵画史』(中公新書)など。エドガー・ウィント『芸術の狂気』、ケネス・クラーク『ザ・ヌード』など翻訳も数多く手がける。

この本の内容

美への意思と感受性。西洋文化を呑みこみ、伝統を超えてゆく芸術家たちの苦悩と歓喜の奇跡。

この本の目次

高橋由一
高橋由一再論
黒田/清輝
青木繁
狩野芳崖
フェノロサ
岡倉天心
横山大観
菱田春草
富岡鉄斎
藤島武二
山本芳翠

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