トルコから世界を見る ─ちがう国の人と生きるには?

内藤 正典

西洋と東洋、どうしたら二つの文化の融合が可能かを考え続けてきた国・トルコ。トルコの考え方を通して、異文化理解やグローバルとはどういうことかを考える。

トルコから世界を見る ─ちがう国の人と生きるには?
  • シリーズ:シリーズ・全集
  • 1,210円(税込)
  • Cコード:0339
  • 整理番号:
  • 刊行日: 2022/10/11
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:四六変判
  • ページ数:128
  • ISBN:978-4-480-25139-8
  • JANコード:9784480251398
内藤 正典
内藤 正典

ナイトウ マサノリ

1956年東京都生まれ。東京大学教養学部教養学科科学史・科学哲学文科卒業。社会学博士。専門は多文化共生論、現代イスラム地域研究。一橋大学教授を経て、同支社大学大学院グローバル・スタディーズ研究科教授。著書に『イスラームから世界を見る』(ちくまプリマー新書)『となりのイスラム』(ミシマ社)『外国人労働者・移民・難民ってだれのこと?』(集英社)ほか多数。

この本の内容

環境や貧困、差別や戦争、世界規模の課題解決は、他国の人と取り組まなくてはならない。そのためには自国とちがう国の文化を知ることが重要だ。アジアとヨーロッパ、二つの大陸にまたがる国トルコは「東洋のものさし」「西洋のものさし」の融合が可能か考え続けてきた。トルコの人びとの考え方を通して、世界を眺めると、異文化理解のてがかりが見えてくる。

この本の目次

第1章 イスラムと政教分離のはざま(イスラムの国ではないトルコ
ケマル・アタテュルクの決断 ほか)
第2章 だれも正義の味方になれない民族の問題(トルコ人であること
憎しみは憎しみをよんで ほか)
第3章 素顔のトルコの人たち(子どもはたからもの
赤ん坊にとっての日本とトルコ ほか)
第4章 激動する世界のなかで(トルコ人労働者の30年
家族とともに暮らすこと ほか)
第5章 トルコのものさしが示す世界の姿(ある希望への旅路の物語
フランスへ密航する ほか)

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