悪党どものお楽しみ

パーシヴァル・ワイルド 著 , 巴 妙子 翻訳

足を洗った賭博師がその経験を生かし探偵として大活躍、いかさま師たちの巧妙なトリックを次々と暴く。エラリー・クイーン絶賛の痛快連作 解説 森英俊

悪党どものお楽しみ
  • シリーズ:ちくま文庫
  • 990円(税込)
  • Cコード:0197
  • 整理番号:わ-12-1
  • 刊行日: 2017/03/08
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:432
  • ISBN:978-4-480-43429-6
  • JANコード:9784480434296
パーシヴァル・ワイルド
パーシヴァル・ワイルド

ワイルド,パーシヴァル

アメリカの劇作家・小説家。1887年、ニューヨーク生まれ。ヴォードヴィル用の一幕物で人気を博し、小劇場向けに書き下ろした100本以上の戯曲は全米の劇場で上演された。ミステリ作家としても活躍、長篇に『ミステリ・ウィークエンド』(38)、『検死審問』(39)、『検死審問ふたたび』(42)など、短篇集に『悪党どものお楽しみ』(29)、『探偵術教えます』(47)がある。1953年没。

巴 妙子
巴 妙子

トモエ タエコ

1963年長崎市生まれ。お茶の水女子大学文教育学部卒業。翻訳家。訳書にワイルド『探偵術教えます』(晶文社)、バークリー『レイトン・コートの謎』(国書刊行会)などがある。

この本の内容

賭博師稼業から足を洗い、農夫として質実な生活を送っていたビル・パームリーが、ギャンブル好きでお調子者の友人トニーに担ぎ出され、凄腕いかさま師たちと対決。知識と経験をいかして、ポーカー勝負のあの手この手のいかさまトリックや、思い通りの目が出るルーレット盤の秘密をあばいていくユーモア・ミステリ連作集。新訳「堕天使の冒険」を追加収録した完全版。

この本の目次

悪党どものお楽しみ
シンボル
カードの出方
ポーカー・ドッグ
赤と黒
良心の問題
ビギナーズ・ラック
火の柱
アカニレの皮
エピローグ
堕天使の冒険

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