移民の歴史
国境を超えた人口移動。その背景には、地球上にくらす人類の、個別複雑な生活誌がある。それを読み解く移民研究を平明に解説した画期的な入門書。
国境を越えたグローバルな人口移動の歴史。それは、人類出現以来の全史でもあり、その背景には、地球上にくらすあらゆる人々の個別複雑な生活誌が横たわっている。本書はまず移民史を概観し、越境移動の種類を分類。さらに、時代や国境を越えて広がるトランスカルチュラルな生活、市民権へのアクセス、移民の起業家精神などを解釈するための、体系的なアプローチを解説していく。ジェンダー、難民、労働市場など最新の論点も視野に入れられる。「移民とはなにか」という問いに対して、マクロとミクロの両方の視点を備えたコンパクトで画期的な入門書。文庫オリジナル。
第1章 はじめに 一般的な見方―学術的視点からの再概念化
第2章 人間の歴史における移動―長期的視野から
第3章 越境移動と文化的相互作用の理論
第4章 移住者が辿る道への体系的なアプローチ
第5章 研究への挑戦としての移民の実践
第6章 二一世紀のはじまりにみえてくるもの
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