「死にたい」と言われたら ─自殺の心理学

末木 新

日本では人口の2%が自殺で死亡している。なぜ自殺は起こるのか、自殺は悪いことなのか、死にたい気持ちにどう対応するか――心理学の知見から考える。

「死にたい」と言われたら ─自殺の心理学
  • シリーズ:ちくまプリマー新書
  • 880円(税込)
  • Cコード:0211
  • 整理番号:428
  • 刊行日: 2023/06/06
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:新書判
  • ページ数:192
  • ISBN:978-4-480-68453-0
  • JANコード:9784480684530
末木 新
末木 新

スエキ ハジメ

末木 新(すえき・はじめ):1983年生まれ。2012年東京大学大学院教育学研究科臨床心理学コース博士課程修了。博士(教育学)、公認心理師、臨床心理士。現在は和光大学現代人間学部教授。第17 回日本心理学会国際賞(奨励賞)受賞。主な著書に『インターネットは自殺を防げるか――ウェブコミュニティの臨床心理学とその実践』(東京大学出版会、第31回電気通信普及財団賞受賞)『自殺学入門――幸せな生と死とは何か』(金剛出版)『公認心理師をめざす人のための臨床心理学入門』(大修館書店)など。

この本の内容

「死にたい」と思ったことがある人は人口の2〜3割だという。そして全死因のうち2パーセント弱を自殺が占めている。死にたくなったらどうするのか、自傷行為と自殺は違うのか、自殺予防の未来など、心理学の最新の知見をもとに考える。

この本の目次

はじめに―自己紹介と注意事項
第1章 自殺はなぜ起こるのか
第2章 「死にたい」と言われたら
第3章 「死にたい」と思ったら
第4章 自殺は悪いことか
第5章 幸福で死にたくなりづらい世界の作り方
おわりに―あなたに何ができるのか

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