包帯クラブ The Bandage Club ─The Bandage Club

天童 荒太

待望の書き下ろし。映画化! 2007年秋公開

傷ついた少年少女たちは、戦わないかたちで、自分たちの大切なものを守ることにした……。いまの社会をいきがたいと感じている若い人たちに語りかける長編小説。

包帯クラブ The Bandage Club ─The Bandage Club
  • シリーズ:ちくまプリマー新書
  • 定価:本体760円+税
  • Cコード:0293
  • 整理番号:901
  • 刊行日: 2006/02/06
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:新書判
  • ページ数:192
  • ISBN:4-480-68731-9
  • JANコード:9784480687319
天童 荒太
天童 荒太

テンドウ アラタ

1960年、愛媛県生まれ。作家。大学卒業後に執筆活動に入る。’86年『白の家族』で第13回野性時代新人文学賞。’93年『孤独の歌声』(新潮社)で第6回日本推理サスペンス大賞優秀作。’96年『家族狩り』(新潮社)で第9回山本周五郎賞。2000年にはベストセラーとなった『永遠の仔』(幻冬舎)で第53回日本推理作家協会賞を受賞。04年『家族狩り』(新潮文庫)をあらためて書き起こした。06年『包帯クラブ』を<ちくまプリマー新書>の一冊として刊行して話題を呼んだ。他の著作に『あふれた愛』(集英社)、画文集『あなたが想う本』(舟越桂と共著・講談社)、対談集『少年とアフリカ』(坂本龍一と共著・文藝春秋)がある。(著者近影:坂本真典)

この本の内容

関東のはずれ、とある町に暮らす高校生たち。なんてことない毎日だけど、どこかで少しずつ傷ついている…。ある日ふと、傷ついた場所に包帯を巻いてみたら、気持ちがすっと楽になった。それが「包帯クラブ」のはじまりだった──。天童荒太が「いまこれを書かなくては」という思いに後押しされ、7年ぶりに書き下ろした、小さいけれど大きな物語。

読者の感想

2012.4.29 華子

この本を見つけたのが、丁度友達に悪口を言われたことが ショックで毎晩目を泣き腫らす日が続いていた時でした。

読んだ時に、見えない傷に包帯を巻くという新しい発想に
とても好感を持ちました。

他の人には大したことじゃなくても、本人が傷ついていれば立派な傷なんだ。と言われて気が楽になりました。

この本に本当に救われました。感謝しています。
ありがとうございました。明日、傷を負った親友に
包帯を巻いてあげようと思います。 

2009.8.28 ブルーの瞳

すっごくよかった。心が体がかるくなった。
私をこんな風に感じさせてくれた本。

ぜひ、皆さんも手に取ってほしいです。

2008.9.26 Rei

ある日「題名の面白さ」に引かれて何気なく手にしたDVD。
見終わった後、主人公達の年齢からは既に遠くなった自分ですが、現実に「包帯をまくクラブ」があるかのような錯覚に落ち、すっかり話の中に入り込んでいました。

その後、原作を読み、いまや「包帯クラブ」中毒です。
包帯は、不思議ですね。やわらかくて、清くて白い。
子供の頃、絆創膏ではなく、小さな包帯を巻いてもらった時,本当に怪我を心配してもらえた気がして、嬉しい不思議な気持ちになったのを思い出します。

続編を是非書いてください。
ディノ達が変えていく世界にこれからも参加したいです。

2008.5.09 のん

私の親友が今大きな壁にぶつかっています。
どんな言葉をかけていいのかわかりません・・・

言葉の変わりに 包帯クラブを渡しました。
きっと何かいいヒントをつかんでくれると思います。

2008.4.13 群馬人

自分や、自分の周りに生まれた問題や抱えている問題を放って置かない。包帯クラブから教わりました。今は何でもなくても、いつか放った問題は時間が立つほど悪質になる。僕は最近思い知りました。二度とこうならないよう、『問題』に、『傷』に向き合いたい。ありがとう。

2008.3.21 せい

私もやはり、傷を受けていたんだな。と自覚しました。

そんな些細なことで、と思われるかもしれないようなことでも、包帯クラブのみんなには認めてもらえるんじゃないかな?と思えました。

私も、依頼したいな笑

「中学校の音楽室に包帯を巻いてほしい。」って・・・。

ワラたちのその後がすごく気になります。

2008.3.11 すばる

嫌な事がありました。
とてもつらいです。

仕返しすることを考えました。
ずっとずっと悩んでいました。

でも、天童さんの
『仕返しをするのではなく、かわす事が出来たら』
という言葉を思い出しました。

すごくすごくつらいけど
泣けちゃうけど、かわす事が出来ました。

ありがとうございました。
天童さんにありがとう!!包帯クラブにありがとう!!

2007.12.29 ちか

涙が止まりませんでした。
もうどんなことがあってもかならず癒すことができると思いました。

2007.12.16 koto

私は中二の時、友達の「傷」を知りました。
彼女は母親から虐待を受けていました。

助けを求められた時、周りの音に流され、
自分の弱さに負け、
彼女のために
泣いてあげることができませんでした。
彼女はそれまでさすらうように
部活を転々としていました。
私のいる部活に彼女が入り、
泣いてあげられないお詫びに、
守ってきたつもりでした。
私はこうやって、守るうちに、
自分の大切なものを
失ってしまいました。
彼女がやっと居場所を見つけた、
それだけで良かったと思います。
彼女も、部活の仲間も、
嫌いになりたくないから、
高1まで四年間いた部活を捨てます。
その決心がついたのは、
文化祭の後に見た「包帯クラブ」のおかげです。
今は、「傷」から涙が出るけれど、
彼女の心にもちゃんと包帯が巻かれる日が来ると、
信じているから、
わたしも、
文化祭で飾った模型に包帯を巻いて、
年賀状には、
「ありがとう」って
書きたいです。

2007.12.04 ちゃこ

 包帯クラブ、娘と一緒に見た映画から原作の本へとたどり着き、しみじみと読ませていただきました。
 忘れようと努力し、忘れたつもりでいた自分の心の奥底の古傷が今も痛み、血を流し続けていた事に、やっと気づきました。

 自分の中に潜んでいた傷だらけで泣いている女の子に「痛かったよね、」と包帯で手当てをしました。無論、心の中で、ですが。
 自分の痛みにやっと向き合えたような気がします。
 今、じぶんの娘もそのような時期にあります。
色々な悩み苦しみが、全てこの子の糧となって、他者への思いやりを持った優しい人間となってくれるよう願っています。
 ワラや、ディノ達のように。

2007.12.01 空希

「包帯クラブ」とっても美しい…
と言うか綺麗な物語だと思います。


映画化で話題になっているときに、
たまたま見たCMで 石原さとみさんが

「包帯一つで世界が変わるなんてめっけもんやん。」

みたいな。(すいません。うろ覚えです)
そんな言葉に惹かれ、絶対欲しいと思った私は
すぐさま近くの書店に連れて行ってもらい

購入後2時間で一気に読みました。

凄く感動して包帯を探しました。
影響されやすいけど…自分の傷…
…小学生の時の傷と中学入ってからの傷に巻いてみました。

いじめっ子にからかわれたこと…。
でも言い返せなくて泣いたこと…。
それでさらにからかわれたこと…。

でも、その傷の象徴がみつからなかったんですね。
だから…左手の甲にふわっと巻いてみたんです。



少しですがなんか優しい気持ちになれました…

ありがとうございました♪

2007.11.25 えみぃ

「包帯クラブ」、この小説大好きです!!

ある日書店で平積みになっているのを見つけて、
引きつけられて立ち読みしました。
その時は冒頭の、「血の流れている」場所に
包帯を巻くことを思いつくシーンまで読みました。
(あまりに面白かったので、勿論後日買いました。)

それ以来、私は嫌なことがあった時にこっそり「包帯クラブごっこ」をします。
心の中で、嫌なことが起こった場所に包帯を巻きます。

その嫌なことで自分は傷ついたけれど、
その件に関わる誰に対しても怒りを持ちたくないし、
また、感情的になっていてはその件に対して的確な対処が出来ないし…、
そうは言っても心にモヤモヤがあるので、
確かに自分が傷ついたことを自分だけが密かに確認するためにそうしてます。

「包帯クラブ」の本はいつも鞄に入れていますし、
読了後包帯が欲しくなってしまい、
実は包帯も鞄の中に入ってます。

続編、楽しみにしています!!

2007.11.24 tanuki

映画を見た後に、原作を読みました。
映画に比べて「重い」感じでしたが、最後の「爽風」を読み終えた後、心の中に「爽風」が吹いていました。

2007.11.10 (=^・^=)

私は、本ではなく映画をみました。最初は、よく分からなっかったんですが、ディノの優しい気持ちが良くわかったので友達と泣きながらみていました。
(TーT)カンドーでしたぁ~♪

2007.11.03 すばる

私はいつも映画を観てから原作を読みます。
『包帯クラブ』もまず、映画を観ました。

笑えて、泣けて、感動しました!
そして、今でも心の奥までその感動、温かさ、
爽やかな青空が広がっています。

その感動が覚めぬまに原作を読みました。
1ページ1ページ読むごとに
映画の1シーン1シーンが脳裏によみがえり
また感動の渦に巻き込まれていきました。

映画に感動!原作に感動!
青空に広がる『飛行機雲』が『包帯雲』に見えてきて、
いつも心が癒されます。
ありがとうございました!
DVDが楽しみです!!

2007.10.30 

俺はいま何処に立っているんだろうか・・・いったい何処に向かおうとしているんだろうか・・・・。多感な日々は鈍感な日々に変わろうとしてる。この本を薦めてくれた同僚に感謝をしつつ、時代を真剣に捉えながら歩んできた自分に戻りたい。

2007.10.30 さつき

本も映画「包帯クラブ」も見ました。感動しました。泣けました。たくさんの優しさを感じました。石原さとみさんの演じるワラと共感して心がとても熱くなりました。天童さんの作品が大好きです!映画「包帯クラブ」が私の中で一番の作品です。こんなすばらしい作品を世にだしてくださってごやっけさー!!!

2007.10.18 A.K

本屋に行って直行これを買いました。
『本当に楽になるのかな』と、私も包帯を巻いてみたりしました。

2007.10.15 フジエ

友人が「この本で読書感想文書いたらなんか賞もらったー」
と言っていたので、図書館で探して初めて読んだのが、

もぅ1年半前。

初めて読んだ時の感想。
正直、「包帯クラブ」より
「方言クラブ」の方が気になったなも。
何者にも属したくない気持ち、わかるでなも。

映画公開直前、図書館に予約が殺到する前に。と、
ダッシュで読んだ2回目の感想。
自分の自傷癖が、
「目には見えないココロの傷を具現化したモノ」
だと気づいて唖然となる。
ワラママの話を読んで、
「貝印カミソリ作ってる皆さんごめんなさい」と思う。

その翌日、映画を観に行く。
ハンバートハンバートの音楽が流れただけで
涙が出そうになる。
ワラちゃん、ディノくん、シオちゃん、
ギモくん、リスキちゃん、テンポちゃん、
それぞれ、原作とは一味違う、けど、だからこそ面白い、
「自分にしかできない包帯クラブメンバー」
を演じてくれていました。
役者志望だったので、
ここらへんのチェックは重要です(笑)

そして、逢いたくなった。

ワラちゃんやシオちゃんが、
またリスキちゃんやテンポちゃんと仲良くなれたように。

ディノくんが、ツッコミくんの家に行けたみたいに。
(マイウーくんとも、また、逢えるといいね)

私の大事な人。
大事であるが故に、触れると痛い場所にいる人たちに。

サオリ、トモ、ムトーちゃん、そしてアヤッチ。

逢いたいょ。でも痛いょ。でも逢いたいょ。

2007.10.08 この世でイジメがゼロになる

この作品をみて僕は昔のイジメ
の記憶を思い出しました。


人間は万物の霊長といわれるように
どこでも生活できる
非常に強い生き物だと思います。
ただ、心って奴はすごく
やっかいであつかいずらい。
ちょっと方向を間違えると
たちまち地獄に落ちたような
気分になる。はたかたみると
たいしたことじゃないように
みえても、本人からすると
心にまるで大きな穴が開いたかのように
思える非常に大きなダメージを
くらってとても立ち直れないような
気分になる。
だけど、そのときに自分の心に
上手に傷つけないような
優しい言葉をかけられると
嘘のようにいつの間にか
気分は快晴になっている。
でも現実にはそんな人は
めったにあらわれない。

そんなみんなの
希望に応えて現れた
未来型のニューヒーロー
『包帯クラブ』

血がでない目にはみえない
傷を癒してくれる。

ここに感想を書いているにも
関わらず
僕は実は映画はみたけど
小説はまだ読んでいません。
まだ読む時期じゃない
そんな気がしたから。
ただ天童さんに
ここからなにか
僕がメッセージを書くことで
目には見えない何かが伝われば
いいと感じたから…。

きっと読めば
映画では
扱えなかった
もっと細かい
心の正しい扱いかた
をやさしく
教えてくれるそんな
温かい作品な気がする。

いい作品は正直にいうと
未来に継承されずらいと思う。
日本の古き良き伝統技術も
そうだから。

僕はこの
作品を映画から触れて
目には見えないけど
すごく大きな大切なものを
受け取った。
それは感動です。

これは未来の僕らがこれから
継承して温めて
大きくして
広めていかなきゃ
いけない
そんな使命を感じました。

いつか天童さんにお会いできることを
夢見ながら僕も貴方の後を必死で
追いかけますよ。
100年生きたって
時間ってのは長いようで
あっと間に過ぎてしまいますから。

2007.10.05 a.i.

天童 荒太様 この本の出版に携わった皆様

この歳にもなって、くだらない出来事に傷ついたことを恥じていました。

傷を受ける→
それが痛いと感じる→
感じることへの罪悪感をかかえる→
傷が癒えないという事実に打ちのめされる。
傷つくのも、その傷が癒えないのは自分が弱いからだ。
そういう結論に至ってしまいました。

ここまでくると
自己嫌悪から本当に抜け出せなくなります。

癒されたって、その場限りの慰めなんだから
自分で乗り越えるしかないと肩肘を張りながら、
バッドスパイラルの底なし沼に落ちてたのかもしれないです。

傷ついていることを肯定するゆとりがなかったのだと
『包帯クラブ』を読み終わって大きく深呼吸をしました。

活字を自分のイメージに変換し、
包帯がたなびくいくつかの風景が見えました。
ディノが撮った本当の写真みたいに。

映画は今夜見る予定ですが、
そのイメージはそっと心のどこかに取っておこうと思います。

優しい作品をありがとうございました。
一人ひとりの登場人物が愛おしいです。

2007.9.27 さち

自分の傷も少し癒された気になりました。
つらい時、一人で抱え込んでないで誰かに言う事も大切だと感じられました。

前に進むキッカケをくれた作品でした。

2007.9.27 シーサ

[映画を見て、傷ついているすべの人に見て欲しいと思った]

私は、学校に行けなくて家にいます。
まだ完全に立ち直ることはできません。

でも、もう一度だけ頑張りたいと思った。

2007.9.25 アヒル口

じんわりと涙が滲みました。
自分の傷がある場所をふと思い出して懐かしさに浸ってみたり読んでるあいだだでちょっと青春に戻れた気がしました。

2007.9.23 あや

映画のCMにみせられ、本を購入しました。
なかなか映画館に行く時間がないので

本だけでもと思いまして。

登場人物すべてにどこか共感できる部分があって、
こっちが「ナキ」になるところがたくさんありました。
その中でもディノ。あんな風な思考を持つことができたら
どんなに素敵かと思います。

実は私、本嫌いなんですが、
「包帯クラブ」はあっさりと読み進むことが出来ました。
本だけでは物足りず、
サイドストーリーを読むことに取り掛かりました。
続きを楽しみに今日は寝ようと思います。

絶対時間を見つけて、映画館行きますよ!

2007.9.23 大川 摩弥

包帯クラブ3回も読んでとっても感動するとともに主人公たちの葛藤・それぞれの心の傷・青春・そしてそれぞれの新たなる旅立ち・・・。読んでいて本当に心の傷はそう簡単に直るのではないんだなーと思います。他社ですみませんが「永遠の仔」も大好きで何回も読みますがこんなに感動する本は天童荒太さんが本当に初めてです。ありがとうございます!貴方の作品はほとんど購入してベッドのすぐ取れるところにおいてあります。これから秋に向けて涼しくなりますが素敵ないい作品で私たちファンを驚かせるような小説を書いてくださいね。

2007.9.22 プラダ

大失恋して毎日泣いていたとき、この本に出会って元気をもらいました。私の傷は完全に癒えたわけではないけれど、どうしようもなく悲しかったことが一つの「傷」として受け止めることができ、心が軽くなりました。
私はひとつの傷で、人間の幅が広がった気がします。今まで感じたことのない悲しさを味わい、ひとつ経験することが出来ました。そうすることで人の気持ちに共感したり理解したりするということが、前より出来るようになったと感じてます。

このように考えられるのもこの本のおかげです。本当にありがとうございました。

2007.9.21 

悩み、考えて考えて、俯いていた私に、「ひとりじゃないんだよ」と、ワラが言ってくれたような気がしました。
私にも、包帯を巻いてくれてありがとう。

2007.9.20 天童荒太

【天童荒太より 読者の皆様へのメッセージ】


 読者の皆様、小説『包帯クラブ』へ寄せてくださったメールを拝読しました。
 ありがとう、ありがとう、ありがとう。本当にありがとうございます。
 感動で胸がほかほかしています。皆さんの送ってくださった感想を、意見を、ご自身の体験を、読み進めていくうち、じんわりと心の奥深いところから熱いものがこみ上げてきて、知らないうちに、泣いていました。涙がしばらく止まりませんでしたし、止めたくもありませんでした。本当に、本当に、うれしい涙でした。
 こんなにも多くの読者に想いが届くなんて、なんという幸福でしょう。
 このようなすばらしい人々と、本を介して、つながり合うことができるなんて、実に実に恵まれた作家だと思います。
 この『包帯クラブ』には、自分が子どもの頃に受けたいくつかの傷も、それぞれの人物に託して書いています。リアリティのために必要だと思ったからですが……今回、皆さんによって、そうしたかつての自分の傷にも、しっかり包帯を巻いてもらった想いです。
 心のなかにいまも息づく、子ども時代の自分が、皆さんが巻いてくださった包帯を眺め、にっこり笑っている感覚を、強く抱きしめています。

 さて現在、映画『包帯クラブ』が完成し、上映が始まりました。
 私はこの映画が大好きです。原作者として、[誇り]と言える作品です。
 私は、小説『包帯クラブ』を、人々が受け渡していくリレーのバトンのようなものになればと思って書きました。映画のスタッフ・キャストは、その意向を汲んで、『包帯クラブ』の核となる想いのバトンを、より多くの人へ、より遠くの人へ渡そうと、すばらしい映画にしてくれました。小説のまんまではないけれど、そこがよいと思っています。バトンですから。受け取った人が、さらに自分の想いをのせ、人から人へ渡していくことが大事ですから。でも、小説の核心の部分は的確に、熱く、表現されています。
(高橋瞳さんの主題歌もとても感動的で、彼女にもバトンが渡っているのを感じます。)
 この映画を、皆さんに、また多くの人に観ていただけたらと思っています。
 宣伝で言うのではなく、感動を一緒に分かち合いたくて、親友の背中を押すように、「いいんだけど、どう」と、勧めたいと思ったのです。

 小説『包帯クラブ』の続編も、つづきを望まれる皆さんの声に後押しされて、しっかり書きたいという気持ちが湧いてきています。こんなにも素敵な読者が待っていてくれるのだから、ちゃんと信頼に応えないと、という想いです。
 では、皆様、どうぞおからだを大切にお過ごしください。傷を受けても、きっと人は幸せになれます。そのためにも、からだは大切になさってください。

2007.9.20
天童荒太

2007.9.20 五十音ジュン

“人の傷みが分かってこそ、人は他人に優しくできる”

昔から言われていることを、現代的なテイストで作り上げた小説だと思う。
久々の一気読み。感動しました。

2007.9.20 アンティーク

映画の予告を見た後、見たいと素直に思いました。
ディノの人の痛みは自分も経験しなくてはわからない。何も変わらないってわかっていても何かしなくては永遠に何も変わらない。包帯一本でも世界がかわったらって言葉には心を打たれました。

映画の中ではなかったけど包帯クラブは心の傷に包帯をまくだけだったけど、依頼者が傷は傷がいえたらその包帯をとりにいくシーンがあったらもっとよかった気がした。

2007.9.19 

なんかすごく共感できるところがいっぱいあって、すごく胸が熱くなったり、苦しくなったりする場面がいっぱいあってとても自分に何かをほんの少しだけど、与えてもらった気がします。
今思えば馬鹿みたいなことで、ついこの間までリスカとかやってました^^。

ディノみたいな人ホントにいてほしいって思いました。

2007.9.18 ソラ

映画を観ました。人の傷の深さなんて知りたくなかった。ついこの間まで思ってました。だって自分も傷つくから、でも違いました、分かり合うことで心の傷を分け合い相手も自分も楽になれるんですね・・・。心が綺麗になったような気がしました。

2007.9.18 目が覚めた猫

『実存否定』という言葉を聞いたことがありますか?

一人の人間(命あるもの全て)が持つ心や気持ち、命や人生、存在そのものを無いものとすることを言うのだそうです。

私は訳も無く涙が流れ、このまま死にたいと思うときが今もあります。
10代半ばから20歳半ば頃までの10年間は、激しい自傷行為を止めることができずにいた。

「あんたさえ生まれて来なければ何もかもが上手くいったのに・・・、この疫病神が・・・」。

生まれて来なければ良かったと言われても、「困る」と私が口にしたとき、ある人が言ったのでした。

「今から死んだら」と。

始めから私がいないものだと思って皆と楽しくやっているけど、私の姿が見えるとイヤな気分になるのだと、とっとと出て行けと小突かれ小突かれ・・・、自分ではどうにもしようがない抱えきれないつらさ、悲しみや痛みの中で、震えて、いつの間にか声を無くしてしまいました。

その言葉、私の存在を無いものとすることを望む内容を大声で怒鳴り散らしたのは血縁者でした。

まったく気づかずに、私は生まれてから10年間、その人たちを好きだったんですよ。

思春期を迎えると、そんな自分が滑稽で、惨めで、情けなくて何度も自殺を試みては失敗し、自傷行為にひた走った。

それが、可笑しなことに今には新たに人数が増えて、もう、私はこの世にいないとされています。

二十歳の頃に思いました。心の手術を受けたいと・・・。

壊れ、壊してしまった心の傷を取り除きたいと・・・。

見えないものの手術は難しいかもしれませんね。できないかもしませんね。

私のような気持ちになった人たちが、たくさん存在する世の中になりました。

つらいでしょう、苦しいでしょう、寂しくて悲しくて、どうしようもないよね。

『包帯クラブ』を読んで下さい。映画も見て下さい。

こうして、意見や感想(自分が本当に経験をして体感をしたこと)を綴る場所もあるから、書いて教えて下さい。

私は、もう自分のことはいい。

傷ついた記憶、心、その時のその場所のあなたを抱きしめたい気持ちに駆られます。

あなたがこれ以上傷つかないように、私が包帯を巻いてあげます。

自分自身、何も悪いことをしていないのに傷つけられて尚、悪さを被せられたまま自分で自分の(心の)傷の手当てをしなければならないなんて、むご過ぎると感じる私は弱いでしょうか。甘いでしょうか。ダメでしょうか。子どもでしょうか。

皆で皆の傷に目を向けよう、その時が来たよね。

きっと、できるから。

やってみよう。

いつの間にか、当たり前のように居座っている変な常識を私達は超えてしまおう。

2007.9.18 みゆ

この本を読んだ時は、表面にはでてないんだけど、きっと心が傷ついてたんだと思う。
みんな、どっかでそういうとこがあるんじゃないかなって今は思う。

今でも、何に傷ついてたのか、傷ついてるのかわかんないけど。
でも、この本を読んだら、心に包帯を巻いてもらった。そんな気がした。

2007.9.17 こず

今日映画を観てきました。
映画に興味を持って原作を買って映画公開前に読みました。

正直、今は自分の傷に精一杯で他人の痛みを本当の意味で知ることができなくて世界は変わらないかもしれないけれど、これから自分の心の傷に包帯を巻いて、他人の痛みも分かるようになれたらと思いました。
包帯クラブのメンバーに依頼して包帯を巻いてもらえたら傷も癒されていくのかなと原作を読みながら感じました。

2007.9.15 たぬぽん

自分の傷を認めるのは、なんだか怖い。
傷ついてなんかいない!って生きていた方が楽かもしれない。

でも、ちゃんと自分の傷と向き合ってこそ成長していけるんだな、と思いました。
自分と向き合う勇気をくれた作品でした。
ありがとうございます!

2007.9.14 slan

強くなりたいなら、自分の傷をきちんと見なくちゃいけない。でも、自分ひとりでその傷を見ることは怖くて出来ないものだ。
そんなとき"包帯クラブ"があったら良いのになと思った。

たくさんの人に読んで欲しい作品ですね。

2007.9.10 ディノッチェリ

私にも傷がある

どんな

大きさは

深さは

巻きたい

一人が好きだといっても
本当は二人を求めてる

だれかに巻いてもらいたい

2007.9.07 佳奈

私は昨日、学校でキレました。理不尽すぎてあほらしくなって先生とクラスのほとんどに思ったことを全部言って、帰ってきました。
明日も、学校に行きます。傷ついたら包帯を机に巻いてきます。

2007.9.07 キャンディミントブルー

私はこの本を読んで自分の心の傷が癒えました。私は去年から、学校に行きづらくなっていました。でもこの本を読んでもう少し頑張ってみようと思いました。
この気持ちをくれたのも、この本のおかげです。本当にありがとうございます。

2007.9.02 籠兎弥

この本に出会ったのは高校の図書室でした。放課後に
1人で行った時に出会い最後まで読みました。

この頃の私は学校に行くのが毎日辛くて仕方がなく毎日1人で悩んでいました。でも、包帯クラブを読んで少し楽になったんです。包帯を巻いただけで落ち着ける気がしてから…
それから私は高校に行っています。包帯クラブに出会えたから私は立ち直れたんです。
だから、映画も見に行きます。私をここまで強くしてくれた
のだから…

2007.8.30 にこ

出たばっかりの時に図書館で見つけて読みました。最初はタイトルに惹かれ『怖い』のかと思って読みました。でも、読んでいくと私も同じことで傷がついているな・・・と思うところがありました。
実は昨日試写会で映画も観ました。本を読んで映画を観ると大抵は『ん?』って感想になりますが、これは良かった。びっくりするほど良くて、帰りに友達に推薦メールしました。

今日本屋で本を買いました。私の大切な1冊になりました。

2007.8.22 勇人

この本を買ったのは今度映画があるからと「包帯一本で世界が変わればめっけもんや」と言う言葉が映画のCMで流れて読んでみたいと思い買いました。僕にも行きたくない場所があります。そこに包帯を巻いただけで心が楽になる気がします。だから、映画も見に行きます。

2007.8.08 海絵

傷ついた場所に包帯を巻く、その一言だけで本を買って一気に読んでしまった。思い切り泣けた。主人公たちの親達の世代だけど心がギューッと温かくなった。自分で命を絶とうと思う人たちに読んでもらいたい。もう一度人間を信じて欲しい。必ず君は一人ではないよ。
主人公達がみなひたむきでかわいく魅力的でネットで続きを読むのが今の楽しみです。

2007.8.04 ぶー

私は、恥ずかしながら30歳のいい大人です。
作中でいえば、テンポみたいに生きて来て、

疑問も感じず、恵まれながら意気揚々と過ごして来ました。

でも、ちょっとした蹴躓きで、いきなり17歳か14歳に戻らざるを得なくなりました。青春の、イタイ部分だけやり直しです。

それでも、『心の傷』を扱う小説なんて、自分には関係ないと思っていました。自分の躓きなんて、他の人に比べたら本当にちっぽけなことだろうから、傷だなんてありえない。
だから本を読んだところで、癒されるどころか、もっと辛くて嫌な気分になるだろうと。

でも、そんなことは全然ありませんでした。

とても清々しく読めたし、彼らがちゃんと大人になってそれぞれ充実した人生を送っている姿を垣間見られたせいか、なんだか微笑ましくなって苦笑したりもしていました。

そして読み終えた後、自分だったら、どこに包帯を巻きに行けばいいんだろうと考える余裕までありました。

そうしてみたとたんに、すっきりとしたので驚きました。

なぜなら、私には、巻きたいと思うような場所はもうないんだと気がついたからです。物理的には存在しますが、そこに巻きたいとは、もう、思わない。

あえて巻くなら自分の心臓だろうと想像しましたが、そう考えただけで、なぜかそこが暖かくなって、気が済んだように感じました。

もちろん、これだけで全てが解決するとは思いませんが、救いを求めるために読んだ小説の中で、こういう気持ちにさせてくれたものは初めてでした。
天童先生、ありがとうございました。

本当はお手紙を出したくてこちらのHPに来たのですが、このページが感想を寄せる場所のようなので、こちらから失礼いたします。

また、長々と申し訳ありません。(皆さん短いようなので…)
他の作品も、ぜひ拝読させていただきます。暑さも厳しくなるようですので、お体には十分気をつけてくださいね。

2007.7.26 MoMo

包帯を自分に巻きたい気分だった時、この本に出会いました。やっぱり私には包帯が必要だったと思いました。そして読み終えてとても(いえ、ちょっとかな)軽くなれた気がします。傷は直らない事もあるかもしれないけど、ラクになれる事、あるんだ!!って! 読んでホントによかったです。

2007.6.19 (16歳・女性・高校生)

私は主人公と同じ高校2年生。進級してからちょうど1ヶ月たった頃、学校を休みがちになり、手にとった本が「包帯クラブ」でした。普段、「本なんていい」と、小説なんて読んだことのない私がスラスラと読めてしまったことと、何よりも楽しく本が読めたことに驚きです。目に見えない心の景色と現じつの景色はつながっていると思えました。私も傷を手当してもらいたいなあ、クラブに入りたいなあなんて、じんわりじんわりひきつけられました。苦しいのか、つらいのは自分だけじゃなくて傷も人それぞれいろんな人のその人なりの傷があって、その傷の痛みは本人にしかわからないけど、それを認めてもらったら少し軽くなるような気になりました。今の私の心にはピッタリフィットする一冊です。はじめて本に夢中になれました。

2007.5.20 ふぉろん

ユニバーサルな小説「包帯クラブ」 2007,5,3

USJからの帰り道
紀伊国屋に寄って
天童荒太の「包帯クラブ」を買った
映画にするっていうけど
映画から足遠のいてるので
原作読もうと思って

「永遠の仔」にも
出て来てた「包帯」は
傷の確認と手当の象徴のため
包帯を結ばれた「傷」たちの
イメージが
現代彫刻みたいに
アピールしてくる

書かれている傷は
離婚から始まって
失恋
性暴力
友人との隔たり
教師のセクハラ
体罰
親の暴力
チョゴリを斬られた朝鮮人民族学校の生徒
職場での無理な競争
戦争と砲撃
飢え
労働強化
などいろいろで

それを高校生たちが活動して
気持ちを楽にさせてあげたり
ひとつながりのものにしたりしていく
解決は無理でも
ちょうど
組合がやってるみたいに
相談に応じている

強いものや人々に隔てを生むものの正体については
書いてはいないが

生活がしんどくなってきた人の抱える
未来の見えなさ
行き詰まりそうな現実感に釣り合う
内容になっていて

格差を生きる高校生同士が
「包帯クラブ」を通じて
それぞれの目的を共有し
響き合うことのできる
大人になっていったところに
夢があると思った

USJは
ユニバーサルという言葉がそらぞらしく
ただのアメリカ風お祭り騒ぎと
キャラクター商品の洪水だったが
この小説は「ユニバーサル」
もしくは「経済のグローバル化の影響を考えさせる」ことに
つながる視点が
あった

身近なものを掘り下げると
「世界」につながるってのは
イランの「運動靴と赤い金魚」と同じ

読んでも映像が浮かぶ作品なので
映画の方は
普通に作ったら小説に負けるかも
いったいどうやってるんだろう??

2007.5.10 (20歳・女性・大学生)

ディノのキャラクターがすごく楽しかったです。今の若者は「一番ほしい物は何?」ときかれれば“金”と答えると言っていると何かの本に書いてあったけれど、違うと思う。ディノのように見えない現実をすこしでも分かろうとしてる子もいて、そういう子は影でこそこそ戦っていると思う。私もそういうこの一人でいたいから、すごく勇気づけられた。

2007.5.01 うみ

皆、毎日ちょっとずつ傷ついてる。大切なやわらかい部分に傷をつけられて誰にも言えないでいる。そして他者の傷を見ないフリしてる。でもそんな行為自体にもちょっとずつ傷ついて。。。誰かの傷ひとつひとつにいちいち目を向けるなんて弱い気がして、中学生になってから沢山妥協してきた。学校に行けなくなったとき私の心はきっとボロボロだったんだと思う。この本を読んで、自分の心に包帯を巻かれた気がしました。ありがとうございます。やっぱり毎日過ごすたびにちょっとずつ傷ついてるんだけど、包帯をまくってことを知れたから生きていける気がします。

2007.4.30 ミオ

私も今ワラたちと同じで、高校2年になって1ヶ月が過ぎようとしています。
普段は勉強と部活で忙しくて本はあまり読まないのですが、なんとなく本屋に行き、目に付いたので少し読んでみました。そしたらワラと年齢が同じだったからか、『これは‘今’読むことに価値がある本』だと思い買ってみました。

あっという間に読み終わり、共感出来るところがたくさんあって『自分は一人じゃないんだなぁ、人間って同じだなぁ』と思いました。なんだかうれしい気分になりました。

本にはたくさんの種類があってどれも面白いですが、この本はまた読みたくなる本です。
5年後10年後に読んでみてどれだけ感じ方が変わるのか…これもまた一種の本の楽しみ方だと思います。
だから大切にとっておいてまた楽しみます!!

映画も楽しみです♪
地元群馬県の撮影で、見知った景色が多くてなんかうれしい!

2007.4.24 エル

仮面の夫婦 明るくてやさしい子供達。深くなるのが怖くて誰も触れられなかった傷に、そっと包帯を巻いてみようか。もうみんな大人になったから。

2007.4.15 mama

さまざまな思いが自分の中からあふれてきました。特に心にガツンときたのは、クラブの活動が一旦停止してしまったくだりです。自分たちの行為に自分たちが傷つけられるパターンもあるのだなと気づいたときに、もやもやしたものが少しはれた気がしました。自分はだめ人間と決めつけている毎日ですが、そろそろ自分の傷を癒してあげようか、という気持ちになりました。

2007.4.01 まさんた・みちー

最初わ題名の意味もわからず
ただ好奇心で読んでいましたが、

読んでいくうちに天童荒太さんの伝えたい事が
分かっていき、それに共感する事も出来ました。

今を一生懸命生きていれば、
仕様がない事かもしれませんが、
私も時々、周りの人・家族…
そしてなにより友人の事をふと思い出し、連絡をとるなど
大切な物をできるだけ失わないように
努力していきたいと思います。

2007.3.30 aki

天童荒太さんの本を初めて読ませていただきました。とても感動して涙が出ました。
他人の心の傷を人が軽い、重いなどと勝手に決め付けてはいけない。そんなことぐらい、なんて軽く片付けられるほど人の傷は簡単じゃないんだと気付かされました。人の為に言ったつもりの言葉も人を傷つけているかもしれない…。もっと相手のことを考えて話さなければいけないなと思いました。

2007.3.18 mituko

どうしようもない思いとか、一人になって目を閉じれば浮かんでくる記憶とか、どうすればいいのかわからなくて、死んでしまえたら楽なのにと思っていました。でも、この本を読んで、あ、これは心の傷なんだなと自分の心を軽くすることができました。この本を読んでよかったです。
映画、絶対観にいこうと思います。

2007.2.24 yah

テレビでの、映画の特集を見ていて、
「包帯クラブ」のタイトルが気になって手にした本でした。

軽快なリズムと、心地よい表現の数々と、
素敵な言葉の数々に心を奪われて、一気に読みました。
子供を育てていく中で、忘れていた気持ちや
子供たちに伝えていきたい気持ちを、
ワラたちに教えてもらったような気がしました。
子供たちが、ワラたちと同じくらいの年になったときに
読ませてやろうと思っています。
つらい事があったときは、
心の中で、包帯を巻こう(^-^)

2007.2.23 dearprudence

底に溜まる、誰も感じ取れないと思っている何かが
受けとめられる、そういう思いが募った。

読後、人とのつながりを求める強さが芽生えた。

2007.2.12 夕夏

母、姉とともに読みました。
あたしも今高校生でいろいろなことを思い生活しています。

等身大の物語で、心の傷を癒していくみんなを見てあたしも何か楽になれた気がします。
一度読み始めると抜け出せず、一気に読めてしまいました。
映画化というお話を聞いたので、ぜひ見に行きたいと思っています。

2007.2.10 チロ

包帯を、学校の屋上にふざけて巻いていたときに
出会った小説でした。ねんざが治った時の包帯だから

汗臭かったような気がします(笑)

心の傷って、癒えるの難しいから、
汗臭くない包帯で、今度は巻いてみようかな。

2007.2.01 黒猫

天童さんの 家族狩り や 永遠の仔 は 物語が現実の先を行っていて、現実が追いついてきて、恐ろしいのですが、今回の包帯クラブは ほんとに心いやされる場面が多く、読むのをためらってたのが、嘘のように、一気に読みました。こちらが現実であれと願います。映像が目に浮かぶようで、早く映画も見たいものです。意地悪な心が9割を占めていましたが、優しい気持ちが帰ってきてほっとしています。

2007.1.28 トムじい

自分が傷つく事でも他人は何でもなかったり、逆に他人を知らず知らず傷つけたり。当たり前のようで目から鱗でした。
本当は、もっともっと世界中の出来事に僕たちは共感(関心)するべきなのだと思います。

2007.1.24 みゆう

包帯クラブ、読みました。

この続きがあったら読みたいです。
あ~、ワラはどうなったのだろうか・・・・。

映画も楽しみです。是非見たいと思います。

2007.1.24 あき

天童荒太さんの文章を初めて読みました。
後半は一気に読んでしまいました。

読み終えたら、登場人物全員が愛しく感じられたのに自分でも驚きました。
映画楽しみです。

2007.1.23 (49歳・女性・主婦)

私は49にもなっていまだに青春をひきずっている。だから私も今の社会が生きがたい。
この本を読んでほっとしたけど現実には包帯クラブなんて無いわけで…

自分で包帯を巻いてみようか。そしたら少しは変われるかも。変わらないかもしれないんだけどね。

2007.1.23 (34歳・女性・公務員)

知らないうちに、だれかを傷つけているのではないだろうか…と、恐れていました。そんな風に感じるのは、私だけではないと知り、安堵すると共に、気のひきしまる思いがしました。私の思っていることを言葉にしてくれることは、癒されることなんですね。この本を読むことで心が楽になりました。ありがとう。

2007.1.17 (16歳・男性・高校生)

共感できる部分が多くすぐに読み終えてしまった。今の高校生などの若者の中には悩みを相談することが苦手な人が多くいると思う。この本を読んで、思いきって打ち明けることの大切さを知ってほしい。きっと楽になると思う。

2007.1.17 (40歳・女性・主婦)

たくさんありすぎて…感動しました。
映画化してください!

2007.1.17 (55歳・男性・自営業)

天童氏の本は、以前から何冊か読んでいましたが、今回は、現代社会現象の歪みの部分を的確に捉え、従来の小説家の手法から飛び出している「異質さ」を感じました。文学を語っているのに自国の社会性、政治性の歪みを的確に捉えていました。今回の「包帯クラブ」は、少年少女になり切って、思いのたけ、存分に書き切ったという「かなわない」という感想が第一です。そして、神様しかわからないかもしれない、ささいな他人の心の痛みを「重大に捉える姿」、それが人間にそなわっていたら、みんな幸せになれるんだろうけど、みんなが気がつかない本当に大事なこと。それをみごとに表現されている作品だと思う。

2007.1.16 (33歳・男性・学生)

天童荒太さんということで、少し重めの作品かな、と思ったんですが、それほどでもなくスラスラと読めました。内容も濃く面白い作品でした。

2007.1.16 (57歳・女性・保育士)

若い人達の感性とかやさしさを不可解なものとしてしか理解できないでいました。この本で今を生きぬいている姿としてみせられて、自らのゴウマンさに気づきました。途中途中で、はっとさせられる所、あーこーいうことかーと思いつつよみました。

2007.1.16 (48歳・女性・主婦)

傷が治ったわけじゃなくても、<ここで傷を受けた>と自覚し、<それは傷だよ>って認めてもらえてほっとする。小さな違いを強調したり、相手と距離をおくことにかたくなになる。大人が気づかないところで、子供達がナイーブになっている社会になったことを感じる。小説では、皆大人になってなりたいものになり、やりたいことをやっている様子だが、子育てをしていて、ほんとうに将来、子供達が幸せになれるのか不安がある。実現できるような社会にしていくのが私たち大人の責任であると自覚したい。と思った。

2007.1.16 (44歳・女性・主婦)

泣けました。
読みながら胸が痛くなるような小説を読んだのはずいぶん久しぶり。やられたなあ、という感じです。

家族狩り、以前から気になりつつ読んでないですが、やっぱり読まなくちゃダメか、と今思っているところです。

2007.1.16 (27歳・男性・フリーター)

何の意味もないことが実は重要な意味がある。この当たり前のことを如実に表してくれたのがこの作品なのではないでしょうか。改めて、人は傷つき悩み苦しんでいくことで成長するということを教えてくれました。

2006.11.21 しか

泣いた。
まだ一度しか読んでいないので、上手くは書けませんが、読みながら何度も涙が溢れてきてどうしようもありませんでした。心に響きました。

2006.11.21 pixy

みんな渇いているんやね
天童さんの作品は「家族狩り」シリーズを読んで以来です。「家族狩り」ではテーマの重さに押し潰されそうになりましたが、「包帯クラブ」は「家族狩り」と同じように社会の病巣をテーマとされながらも、爽やかに読むことができました。 私もみんなも毎日傷つきながら生きていることに、改めて気づかせてくれる作品でした。 全ての未来に悲観して、努力を大半放棄している自分にも、何かをしなければ…、というやる気が少し涌いてきたような気がします。続編を期待します。

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