我が名はエリザベス ─満州国皇帝の妻の生涯

入江 曜子

「ラスト・エンペラー」の妻・婉容を主人公に、夫・溥儀と中国の不幸な時代を描く長篇歴史小説。天津の外国租界に生まれ、歴史の坩堝を生きた一女性の凄絶な生涯。

我が名はエリザベス ─満州国皇帝の妻の生涯
  • シリーズ:単行本
  • 2,349円(税込)
  • Cコード:0093
  • 整理番号:
  • 刊行日: 1988/08/25
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:四六判
  • ページ数:408
  • ISBN:4-480-80277-0
  • JANコード:9784480802774
入江 曜子
入江 曜子

イリエ ヨウコ

一九三五年東京に生まれる。慶応義塾大学文学部卒業。作家。著書に『我が名はエリザベス─満洲国皇帝の妻の生涯』(第八回新田次郎文学賞受賞)、『貴妃は毒殺されたか─皇帝溥儀と関東軍参謀吉岡の謎』、『少女の領分』、『日本が「神の国」だった時代─国民学校の教科書をよむ』、『教科書が危ない─『心のノート』と公民・歴史』、『溥儀─清朝最後の皇帝』、『紫禁城─清朝の歴史を歩く』、訳書にR・F・ジョンストン『紫禁城の黄昏』(共訳)、N・ウェールズ『中国に賭けた青春─エドガー・スノウとともに』(共訳)などがある。

この本の内容

天津の外国租界に育ち、エリザベスと呼ばれた少女は、紫禁城の豪華にも「満洲国」のかりそめの夢にも、ついに幸福を見出すことはなかった。歴史のいけにえを我が身の役割として引きうけた一女性の凄絶な生涯を描く長篇歴史小説、書き下ろし800枚。ラストエンペラー溥儀の妻の生涯。

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