錯覚する脳 ─「おいしい」も「痛い」も幻想だった
「意識のクオリア」も五感も、すべては錯覚だった!!
「心は脳が作った幻想である」という受動意識仮説を展開した著者が、さらに「五感や自己意識も幻想である」ことを証明した。脳と心の謎に、また1歩近づいた!
「意識のクオリア」も五感も、すべては錯覚だった。「心は脳が作り上げた幻想である」ことを述べた著者が、自己意識や五感が錯覚であることに的を絞って説明。
第1章 意識はイリュージョンである(意識とは何か
心の哲学とゾンビ
意識の機能は受動的)
第2章 五感というイリュージョン(感覚とは何か
触覚―「痛み」は何のためにあるのか
味覚・嗅覚―世の中には存在しない「甘み」をなぜ感じるのか
聴覚―相手の話し声が口元から聞こえる不思議
視覚―色も明るさも存在しないのに、見えている
再び二元論VS一元論)
第3章 主観体験というイリュージョン(感覚遮断タンク
すべてはイリュージョンなのか
思想家釈迦と空
生命というイリュージョン)
2007.6.19 キイチロウ
哲学的アプローチではなく生理的アプローチで「私」を解明していく画期的な本。
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