ファック・キャンサー ─愛と科学と免疫療法でがんに立ち向かう
仕事と育児真っ最中のライター@NYによるがん治療体験ノンフィクション。命に係わる現実に直面しながら日常を明るく逞しく生きる。「あり得る」人生の一場面。
「がんは人生最低のギフト!」仕事と子育て真っ最中のNY在住ライターが、ある日突然メラノーマ(皮膚がん)に。がん=命にかかわる厳しい現実に直面…しかし、幼い娘たちとの日常は変わらず、ユーモラスにパワフルに。―親友から届いた「ファック・キャンサー」Tシャツを着て病院へ。―頭の手術痕を膣ブラシと浣腸ボトルで夫に洗浄してもらう日々。―母娘3人、アタマジラミと格闘。―親友もがん罹患、最期の時間と別れ。…ドラマチックなのに平凡で、決して闘いなどではない、治療の日々。胸が張り裂けそうな悲しみと、感謝の気持ちを同時に感じるがん患者のリアルな心の内。最高峰のがんセンターでの手術と、がん治療を変えた免疫療法の治験の実際を含め、ユーモアを交え率直に歯切れよく語る。がんという現実を受けとめ、明るくたくましく、愛を与え合いながら生きる姿に胸を打たれるノンフィクション。
第1部 医師が「お気の毒」と言う時(キャンサー・クラブ・ナイト
人生で最高の夏
キャンサー・タウンへようこそ ほか)
第2部 がんは引き続きゲス野郎(三人に一人
クリスマスはもう終わり
バッド・ヘアー・デー(何もかもうまくいかない日) ほか)
第3部 科学+偶然=ミラクル(ホテル・カリフォルニア
卒業生総代
副作用 ほか)
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