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筑摩選書

アガンベンの思想圏

——越境する哲学

「生」の新たな在り方を開く哲学者の 思考の綱渡り

声とロゴス、アナーキズムとデモクラシー、悲劇と喜劇……両極間を宙吊り状態で渡っていくそのスリリングな思考の展開を追う。アガンベン著作のブックガイド付。

定価

2,200

(10%税込)
ISBN

978-4-480-01842-7

Cコード

0310

整理番号

0327

2026/04/15

判型

四六判

ページ数

240

解説

内容紹介

20世紀を代表する哲学者・ジョルジョ・アガンベンは言う、「わたしはエピゴーネン(亜流)である」と。ハイデガー、ベンヤミン、フーコー、デリダ、ネグリ、そして道化プルチネッラ……他者という「鏡」の中に自己の哲学を見出すこの思想家の概念の起源と展開を著作群に読み解く。デビュー作『中身のない人間』から最新刊『クアデルニ』までを射程に収め、認識と無知、聖と俗、アナーキーとデモクラシー、悲劇と喜劇など、両極間を宙吊り状態のまま渡っていく、そのスリリングな思考はどこに向かうのか?

目次

Ⅰ アテンション・プリーズ――序に代えて

Ⅱ 「エピゴーネン」という身振り

Ⅲ アートと抵抗

Ⅳ ハイデガーを読むデリダを読むアガンベン
言語活動と「存在論的差異」
「~でないもののように(ホース・メ)」とメシア(的なもの)
動物と人間

Ⅴ ネグリVSアガンベン、あるいはオルター・エゴの応答
マルチチュードと潜勢力
無為と生きた労働
生政治と生権力
スピノザをめぐって
「貧しさ」をめぐって

Ⅵ ドン・キホーテの存在論

Ⅶ 「アナーキーはデモクラシーよりも興味深い」

Ⅷ 精神分析について彼が知っている二、三の事柄
メランコリーとフェティシズム――「否認」と「閾」
インファンティアの経験
精神分析との格闘
原始語における両価性
主権権力と父の法
哲学的考古学と「退行」

Ⅸ 涜聖と異端の神学
異端の告白
「原罪」への抵抗
思考のモデルとしての異端者アヴェロエス
修道会と教会
アウグスティヌスとの対決
オリゲネスへの共感
使徒パウロへの回帰

Ⅹ 喜劇に始まり喜劇に終わる――結びに代えて
アガンベン・ブックガイド
索引

著作者プロフィール

岡田温司

( おかだ・あつし )

岡田 温司(おかだ・あつし):1954年広島県生まれ。京都大学大学院博士課程修了。京都大学名誉教授。専門は西洋美術史・思想史。著書『モランディとその時代』(人文書院)で吉田秀和賞、『フロイトのイタリア』(平凡社)で読売文学賞を受賞。ほかに、『人新世と芸術』(筑摩選書)、『反戦と西洋美術』(ちくま新書)、『西洋美術とレイシズム』(ちくまプリマー新書)、『天使とは何か』(中公新書)、『キリストと性』(岩波新書)など著書多数。訳書にアガンベン『書斎の自画像』(月曜社)、『事物のしるし』(ちくま学芸文庫)、エスポジト『近代政治の脱構築』(講談社選書メチエ)などがある。

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