生きることの意味 ─ある少年のおいたち

高 史明

さまざまな衝突の中で死を考えるようになった一朝鮮人少年。彼をささえた人間のやさしさを通して、生きることの意味を考える。
【解説: 鶴見俊輔 】

生きることの意味 ─ある少年のおいたち
  • シリーズ:ちくま文庫
  • 638円(税込)
  • Cコード:0110
  • 整理番号:こ-1-1
  • 刊行日: 1986/01/28
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:256
  • ISBN:978-4-480-02034-5
  • JANコード:9784480020345

この本の内容

父と兄に見守られて育った幼い日々は、学校に通うようになって、がらりと変った。小さな肩に背負いきれないほどのつらい出来事が彼を襲う。さまざまな衝突をくり返し、死を考える彼をささえたのは、人間のやさしさだった。戦時下の日本に生まれ、敗戦を迎えるまでの一在日朝鮮人少年のおいたちをたどりながら、人間が生きることの意味を考える。

この本の目次

朝鮮と日本のかかわり
父と兄に見守られて
はじめての外の世界
死のうとする父
朝鮮人という意識へのめざめ
阪井先生との出会い
戦争と死の決意
戦後の歩み

読者の感想

2009.11.11 倉増 亨吉

ぼくは、この本の読書感想文を書いて市のコンクールに入選しました。ぼくは、文章の構成が下手なので、選んだ本がよかったんだと思っています。とても感動しました。高史明さん・編集者その他皆様に感謝しています。将来は、彼のような作家になりたいです。

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