火星の笛吹き

レイ・ブラッドベリ 著 , 仁賀 克雄 翻訳

本邦初訳の処女作「ホラーボッケンのジレンマ」を含む、若きブラッドベリの初期スペース・ファンタジーの傑作20篇を収録。
【解説: 服部まゆみ 】

火星の笛吹き
  • シリーズ:ちくま文庫
  • 1,210円(税込)
  • Cコード:0197
  • 整理番号:ふ-11-1
  • 刊行日: 1991/09/24
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:464
  • ISBN:978-4-480-02562-3
  • JANコード:9784480025623
レイ・ブラッドベリ
レイ・ブラッドベリ

ブラッドベリ,レイ

1920年アメリカ、イリノイ州生まれ。作家。詩人。高校卒業後、街頭新聞売りのかたわら独力で『フューチュリア・ファンタジア』を発行。パルプ・ マガジンに短篇を発表したのち、1947年に短篇集『ダークカーニバル』を刊行。続いて1950年に『火星年代記』を、1953年には『華氏451度』を刊行し、名声を得る。『たんぽぽのお酒』『何かが道をやってくる』ほか、著書多数。

仁賀 克雄
仁賀 克雄

ジンカ カツオ

本名・大塚勘治。1936年横浜生まれ。横須賀高校卒。早稲田大学在学中、江戸川乱歩を顧問に迎えワセダミステリクラブを創設。卒業後は会社勤めのかたわら、創作活動や翻訳などに従事。長年、切り裂きジャック事件の調査を続け、日本随一のリッパロロジスト(切り裂きジャック研究家)ともいわれる。主な著訳書に『ドラキュラ誕生』(講談社)、『新 海外ミステリ・ガイド』(論創社)、レイ・ブラッドベリ『お菓子の髑髏』、フィリップ・K・ディック『人間狩り』(各ちくま文庫)など。

この本の内容

抒情と幻想の詩人、ブラッドベリはSFから怪奇、幻想小説まで、ジャンルにとらわれずに活躍している。“時の囚人”と呼ばれ、ガラスカプセルの振子に閉じ込められ、唯一の生存者となった青年の物語「振子」や、時間を止める能力を持つ青年のひき起こした悲劇「ホラーボッケンのジレンマ」(本邦初訳)など。若きブセッベリの処期スペースファンタジー20編。

この本の目次

ホラーボッケンのジレンマ
振子
生きているルアナ
青い蝋燭
火星の笛吹き
偽装大作戦
死体回収ロケット
よみがえるラザルス
海中の監視者
防衛機能
宇宙のヒッチハイカー
ロケット・サマー
未来を救った男
苛立った人々
木星行きの予言者
地球のはぐれ者
火星の足跡
草の葉
天国への短い旅
名前の付いた弾丸

この本への感想投稿

本書をお読みになったご意見・ご感想などをお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社HP、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただくことがございます。
は必須項目です。おそれいりますが、必ずご記入をお願いいたします。

(ここから質問、要望などをお送りいただいても、お返事することができません。あしからず、ご了承ください。お問い合わせは、こちらへ)







 歳

 公開可   公開不可