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ちくま文庫

赤かぶ検事の法廷毒本

定価

662

(10%税込)
ISBN

978-4-480-02869-3

Cコード

0132

整理番号

-1-2

1994/06/23

判型

文庫判

ページ数

272

解説

内容紹介

法廷は犯罪よりもミステリアス。〈捜査〉から〈再審〉まで、法廷推理の第一人者がミステリータッチで説き明かす“法廷の内幕”。「赤かぶ検事」「猪狩弁護士」たちは、どのような法廷戦略でドンデン返しの勝利をおさめていったのか。もっともわかりやすく、もっとも面白い刑事手続の入門書。犯罪はヒトゴトではない。いざという時役立つ必読書。

目次

1 逮捕状がなくても逮捕される
2 「弁護士を呼べ!」
3 どういうとき、逮捕状が出るか?
4 勾留とは、どういうこと?
5 証拠としての陰毛―身体検査令状
6 許される別件逮捕と違法な別件逮捕
7 “名前のない”被告人
8 伝聞証拠とは、どういうこと?
9 信用できない自白―三つのポイント
10 警官の犯罪―付審判の請求
11 誰が告訴できるのか?―「ささやきの小路」事件
12 正当防衛と偶然防衛
13 七二時間のトリック―勾留請求までの時間
14 奇怪きわまりない“魔の条文”
15 裁判官の合議の秘密
16 時効成立せず?―公訴時効と刑の時効
17 盗品を買っても、自分の所有になる場合
18 “再審の狭き門”は開かれた
19 日本の刑事裁判―その本流をたどれば…
20 アメリカの陪審裁判と日本の陪審制

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