鉄を削る 町工場の技術

小関 智弘

日本の最先端技術を基礎から支える町工場。そこで五十年間旋盤工として働いてきた著者が、知恵に裏付けされた技と職人魂を描く。
【解説: 関満博 】

鉄を削る 町工場の技術
  • シリーズ:ちくま文庫
  • 638円(税込)
  • Cコード:0195
  • 整理番号:こ-18-1
  • 刊行日: 2000/08/09
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:224
  • ISBN:4-480-03578-8
  • JANコード:9784480035783
小関 智弘
小関 智弘

コセキ トモヒロ

1933年生まれ。町工場の旋盤工として51年間働き続けたが、現在は作家として執筆に専念している。主な著書に『大森界隈職人往来』『粋な旋盤工』『羽田浦地図』『鉄の花』『職人学』『鉄を削る 町工場の技術』『春は鉄までが匂った』『仕事が人をつくる』『ものづくりに生きる』『町工場巡礼の旅』など。

この本の内容

日本の最先端技術を基礎からささえる町工場。その町工場で旋盤工として50年間、働きつづけてきた著者が、知恵に裏づけされた職人技と、粋な職人魂をいきいきと描き出す。世界にも通じる日本の町工場の技術とそこに暮らす人びとの姿から不況を生き抜く術が見つかるか。

この本の目次

鉄とのコミュニケーション(いい音、澄んだ音
銅の色・ステンレス鋼の色 ほか)
手で獲得する人生(熟練への玄関口
壁紙も鉄も伸びる ほか)
やわらかな技術(水のなかにドボン
手配師の誤算 ほか)
ハンドルのない機械(これまでの旋盤とNC旋盤
NC入門 ほか)
技術の“いま”(熟練の意味
芯出しをめぐる技術 ほか)

読者の感想

2014.5.08 ひとつ目

仕事を覚える、仕事を考えるってこういうことだよな!
と深く納得した一冊。


若い人、仕事に悩む人、それぞれの立場で深く読める一冊だと思います。

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