昭和史講義2 ─専門研究者が見る戦争への道

筒井 清忠 編集

なぜ戦前の日本は破綻への道を歩んだのか。二十名の研究者がその謎に挑むべく、最新研究成果を結集。好評の昭和史講義シリーズ第二弾。

昭和史講義2 ─専門研究者が見る戦争への道
  • シリーズ:ちくま新書
  • 1,100円(税込)
  • Cコード:0221
  • 整理番号:1194
  • 刊行日: 2016/07/05
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:新書判
  • ページ数:352
  • ISBN:978-4-480-06906-1
  • JANコード:9784480069061
筒井 清忠
筒井 清忠

ツツイ キヨタダ

1948年生まれ。帝京大学文学部長・大学院文学研究科長。東京財団政策研究所主席研究員。専門は日本近現代史、歴史社会学。著書『昭和戦前期の政党政治』(ちくま新書)、『昭和史講義』『昭和史講義2』『昭和史講義3』『昭和史講義【軍人篇】』『昭和史講義【戦前文化人篇】』『昭和史講義【戦後篇】上・下』『明治史講義【人物篇】』(編著、ちくま新書)、『戦前日本のポピュリズム』(中公新書)、『近衛文麿』(岩波現代文庫)、『満州事変はなぜ起きたのか』(中公選書)、『帝都復興の時代』(中公文庫)、『石橋湛山』(中公叢書)など。

この本の内容

なぜ昭和戦前期の日本は、破滅への道をひた走ったのか。その原因を、より深く、より正確に究明すべく二〇名の研究者が最新研究成果を結集。これまで扱われてこなかった史料や、見落とされてきた事象を検証し、一般読者に向けて、わかりやすく、事実に即した間違いのない歴史を伝える。より進んだ探究のための参考文献ガイドも充実。混乱と激動の時代の全体像を示した入門書として好評を博した『昭和史講義』から、さらに踏み込んで、新たな論点へと挑む、シリーズ第二弾!

この本の目次

軍縮と軍人の社会的地位
治安維持法―国際的比較の視点から
中ソ戦争と日本
世界恐慌下の日本
血盟団事件と五・一五事件
満州事変後の政局と政党政治の終焉
帝人事件から国体明徴声明まで
厚生省設置と人口政策
日中戦争における和平工作―日本側から見た
日中戦争における和平工作―中国側から見た
天津租界事件から日米通商航海条約廃棄通告へ
天皇指名制陸相の登場―昭和一四年における天皇・陸軍・新聞
南部仏印進駐と関東軍特種演習―太平洋戦争への岐路
日米開戦と海軍
ゾルゲ事件
大東亜会議の意味
大西洋憲章からポツダム宣言まで
原爆投下とソ連参戦
終戦から占領改革へ
昭和期における平準化の進展―戦前・戦中・戦後

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