昭和ジュークボックス

森 まゆみ

時間がゆっくり流れていた

一曲の歌を引き金に思い出される悲喜こもごもの人生。貴重な写真満載で贈る昭和30年〜40年代の、歌のある東京アルバム。
【解説: 中谷健太郎 】

昭和ジュークボックス
  • シリーズ:ちくま文庫
  • 792円(税込)
  • Cコード:0195
  • 整理番号:も-11-6
  • 刊行日: 2008/05/08
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:272
  • ISBN:978-4-480-42438-9
  • JANコード:9784480424389
森 まゆみ
森 まゆみ

モリ マユミ

一九五四年東京生まれ。八四年「谷中・根津・千駄木」創刊。地域史研究、文化財保存に尽力し、各新聞書評委員、文化庁文化審議会委員など歴任。日本ナショナルトラスト理事。近著に『千駄木の漱石』(ちくま文庫)、『子規の音』(新潮社)、『暗い時代の人々』(亜紀書房)、『「青鞜」の冒険――女が集まって雑誌をつくるということ』(集英社文庫)、『環境と経済がまわる、森の国ドイツ』(晶文社)など多数。

この本の内容

「おれの心臓を悪くするのはいつもお前だ」と嘆く父で思い出すのは「七つの子」であり「スーダラ節」。歌謡曲は下品だという母が口ずさんでいたのは「水色のワルツ」。感動的だったお湯をかけて食べるラーメンの出現、テレビ、洗濯機の登場。町に流れていた歌と共に、時代の手ざわり・空気、人々の暮らしがフラッシュバックする昭和30〜40年代の東京アルバム。

この本の目次

七つの子
水色のワルツ
スーダラ節
アカシアの雨がやむとき
潮来花嫁さん
銀座の恋の物語
君の名は
月がとっても青いから
テネシー・ワルツ
明星とエースコックの即席ラーメン〔ほか〕

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