昭和電車少年

実相寺 昭雄

戦前東京の街、中国大陸、
昭和の鉄道がよみがえる

ウルトラマンなどで独特の映像センスをみせた筆者が、戦前の東京、中国大陸、さらに戦後の風景を走った電車たちへオマージュをささげる。

昭和電車少年
  • シリーズ:ちくま文庫
  • 968円(税込)
  • Cコード:0195
  • 整理番号:し-5-5
  • 刊行日: 2008/05/08
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:384
  • ISBN:978-4-480-42441-9
  • JANコード:9784480424419
実相寺 昭雄
実相寺 昭雄

ジッソウジ アキオ

昭和12年東京生まれ。 中国青島で育つ。 青島での幼少期に金森馨(のちに舞台美術家)と出会い、 大きな影響を受ける。 早稲田大学卒業後、 TBS入社。 テレビ演出部を経て、映画部に転属、 円谷プロへ出向。 「ウルトラマン」などの特撮作品を監督。 その後、 フリーとなる。 映画、 舞台、 CM、 文筆など幅広い分野で活動した。 東京芸術大学名誉教授もつとめた。 平成18年11月没。

著者に関する情報

追悼・実相寺昭雄[全文を読む]

この本の内容

昭和には電車がよく似合う。ウルトラマンなどで知られた映画監督が、鉄道オタクぶりを発揮する。戦前中国大陸で見た雄大な風景から、東京の街をかけめぐった路面電車の姿まで、少年時代の電車体験をいきいきと描く。さらには、いまも地方で活躍する名車両や寝台車など、現役で走る電車の楽しさを訪ね歩く。思い出と現実のあわいを行き来しながら、昭和の電車風景へと読者をいざなう。

この本の目次

第1の扉 聖地巡礼
第2の扉 宝庫よ、永遠なれ
第3の扉 わたしの名車たち
第4の扉 ブンコのおまけ

読者の感想

2014.11.22 たかさん

目の奥に焼き付いている、あの昭和の風景がまざまざと蘇る…素晴らしい本です。

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