民間軍事会社の内幕

菅原 出

「現代版傭兵ビジネス」の
過去と現在
戦争の仕方は
どう変わったのか

戦争の「民間委託」はどうなっているのか。イラク戦争以降、急速に進んだ新ビジネスの実態を、各企業や米軍関係者への取材をもとに描く。

民間軍事会社の内幕
  • シリーズ:ちくま文庫
  • 902円(税込)
  • Cコード:0131
  • 整理番号:す-19-1
  • 刊行日: 2010/06/09
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:320
  • ISBN:978-4-480-42719-9
  • JANコード:9784480427199
菅原 出
菅原 出

スガワラ イズル

1969年、東京生まれ。中央大学卒業後、93年から98年までオランダに留学し、アムステルダム大学に学ぶ。在蘭日系企業勤務、東京財団リサーチ・フェローなどを経て、現在は国際政治アナリスト。主な著書に『アメリカはなぜヒトラーを必要としたのか』(草思社)、『日本人が知らない「ホワイトハウスの内戦」』(ビジネス社)、『戦争詐欺師』(講談社)などがある。

この本の内容

イラク戦争の際に登場した「民間軍事会社」は、究極の国家行為である戦争のイメージを大きく変えた。彼らの事業は、要人警護はもちろんのこと、戦闘地域でのロジスティクスから捕虜の尋問、メディア対策、さらには正規軍のカバーに至るまで多岐にわたる。その実態はどうなっているのだろうか。今なお拡大しつづける新ビジネスの全貌を、各企業や米軍関係者への取材をもとに描く。

この本の目次

第1章 襲撃された日本人
第2章 戦場の仕事人たち
第3章 イラク戦争を支えたシステム
第4章 働く側の本音
第5章 暗躍する企業戦士たち
第6章 テロと戦う影の同盟者
第7章 対テロ・セキュリティ訓練
第8章 ブラックウォーター・スキャンダル

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