問答有用 ─徳川夢声対談集
これぞ対談
話しを引き出す名人相手に、吉田茂、湯川秀樹、志賀直哉、山下清、花森安治、松本清張、藤田嗣治ら20名が語った本音とは?
【解説: 阿川佐和子 】
- シリーズ:ちくま文庫
- 1,045円(税込)
- Cコード:0195
- 整理番号:と-11-2
- 刊行日:
2010/11/10
※発売日は地域・書店によって
前後する場合があります - 判型:文庫判
- ページ数:448
- ISBN:978-4-480-42769-4
- JANコード:9784480427694
- 在庫 ×
相手の心を和らげ、話題を引き出す術は夢声の話術にある。対談のジャンルに独特の世界を拓いた『問答有用』から、『週刊文春』長期連載対談中の阿川佐和子が精選したベスト版。対談の名手の前で思わず本音を吐露してしまう有名人は、吉田茂、湯川秀樹など20名。
吉田茂―機智とユーモア、ワンマン宰相
湯川秀樹―ノーベル賞博士の推理と直感
志賀直哉―小説の神様のガマ綺談
吉川英治―歳月五年、「新・平家」長旅のこと
柳田國男―ひとつ目小僧から記紀まで
山下清―「兵隊の位」が好きな裸の大将
今東光―「ダンカはダニや」、河内の毒舌和尚
長嶋茂雄―ゴールデン・ボーイの野球観
平林たい子―職業転々、反権威を貫く
花森安治―パーマにスカートの衣裳哲学
武者小路実篤―真理先生の楽天的人生観
松本清張―社会派推理小説のパイオニア
牧野富太郎―植物に捧げた九十年
藤田嗣治―国際画家のパリ画壇交友録
尾崎士郎―「人生劇場」の客気おとろえず
吉田健一―宰相御曹司の「あいつとぼく」
岡本太郎―さらば職業画家、前衛派の気炎
子母沢寛―子母沢文学のエスプリ
高浜虚子―ホトトギス王国率いて十万句
谷崎潤一郎―老境を楽しむ江戸っ子文豪
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