椅子と日本人のからだ

矢田部 英正

疲れない椅子を目指して

床坐文化の日本人ならではの立居振舞い・姿勢とは何か。腰痛や肩こりに悩まされがちな現代人が椅子と快適に付き合うための秘訣を探る。
【解説: 平出隆 】

椅子と日本人のからだ
  • シリーズ:ちくま文庫
  • 836円(税込)
  • Cコード:0195
  • 整理番号:や-42-1
  • 刊行日: 2011/02/08
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:240
  • ISBN:978-4-480-42797-7
  • JANコード:9784480427977
矢田部 英正
矢田部 英正

ヤタベ ヒデマサ

1967年生まれ。筑波大学大学院卒、体育学修士。武蔵野身体研究所主宰。学生時代は体操競技を専門とし、全日本選手権、インカレ等に出場。選手時代の姿勢訓練が高じて、日本の伝統的な身体技法の研究に携わる。身体を軸とした「物づくり研究」は、椅子・食器・服飾・建築と広い守備範囲を持っている。著書に『椅子と日本人のからだ』『たたずまいの美学』『美しい日本の身体』『日本人の坐り方』など。撮影:疋田千里

この本の内容

「いつも使っている椅子は腰痛や肩こりがひどくて」「色々試したが、どれもダメだった」。こうした悩みを抱える人たちは数多い。ほんとうに自分の身体に合った椅子とは何だろうか。床坐の文化を持つ日本人ならではの身体技法の研究を踏まえ、自然な立居振舞いや姿勢のなかに、長時間座っても疲れず快適な椅子のヒントを見出す。現代人の生活に欠くことのできない、椅子と姿勢の技術論。

この本の目次

第1章 正しい姿勢の理論と実際
第2章 日本文化における椅子と身体
第3章 西洋文化における椅子と身体
第4章 暮らしの中の身体
第5章 暮らしの中の身体と道具
終章 身体技法と物づくり

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