簡単すぎる名画鑑賞術

西岡 文彦

「?」が「!」に

『モナ・リザ』からゴッホ、ピカソ、ウォーホルまで、名画を前に誰もが感じる疑問を簡単すぎるほど明快に解き明かす。名画鑑賞が楽しくなる一冊。

簡単すぎる名画鑑賞術
  • シリーズ:ちくま文庫
  • 924円(税込)
  • Cコード:0171
  • 整理番号:に-11-1
  • 刊行日: 2011/12/07
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:256
  • ISBN:978-4-480-42885-1
  • JANコード:9784480428851
西岡 文彦
西岡 文彦

ニシオカ フミヒコ

1952(昭和27)年生まれ。多摩美術大学教授。版画家。柳宗悦門下の版画家森義利に入門、伝統技法「合羽刷」を徒弟制にて修得。雑誌『遊』の表紙担当を機に出版分野でも活躍。著書『絵画の読み方』で名画の謎解きブームをひらく。『ピカソは本当に偉いのか?』『五感でわかる名画鑑賞術』『絶頂美術館』等、著書多数。「日曜美術館」「世界一受けたい授業」「タモリ倶楽部」等、テレビ番組の企画出演も多い。’77日本版画協会、’78国展で新人賞、’05リュブリアナ国際版画ビエンナーレ50周年記念展招待出品。

この本の内容

名画を前にして多くの人が感じる「どうしてこれが名画なの?」という疑問や戸惑い。そんな素直な感覚を出発点に『モナ・リザ』からモネ、マネ、ゴッホ、ピカソ、ウォーホルまで「見方の要点」を簡潔に解説、名画の魅力を明快に解き明かす。名画鑑賞が楽しくなる一冊。

この本の目次

『モナ・リザ』の「!?」マーク―名画の中の名画に感動できない理由
現代アートの「??」マーク―これでもアートか??という気にさせる理由
モネのムラ塗り―好感度ナンバーワン印象派を代表する巨匠
マネのベタ塗り―スキャンダルの王者近代絵画のパイオニア
ドラクロアの色彩―印象派の色彩のルーツとなったロマン派の巨匠
レンブラントの陰影―ダ・ヴィンチと印象派をつなぐタッチと陰影
スーラの点描―現代メディアに先駆する色彩理論の実験者
ゴッホの渦巻―近代社会の病気を肩代わりした悲劇の画家
クリムトの平面―世紀末の美学を奏でる装飾の絵師
セザンヌの立体―美大入試の定番になった前衛手法
ピカソの自由―芸術の自由を象徴する二十世紀最大の画家
モンドリアンの厳密―モダン感覚が結晶する抽象絵画の最高峰

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