買えない味3 おいしさのタネ

平松 洋子

料理の待ち時間も、路地裏で迷ってお店を見つけることも……全部味のうち。味にまつわる風景を綴ったエッセイ48篇。カラー写真も多数収録。

買えない味3 おいしさのタネ
  • シリーズ:ちくま文庫
  • 814円(税込)
  • Cコード:0195
  • 整理番号:ひ-14-4
  • 刊行日: 2019/01/09
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:208
  • ISBN:978-4-480-43543-9
  • JANコード:9784480435439
平松 洋子
平松 洋子

ヒラマツ ヨウコ

エッセイスト。東京女子大学卒業後、食や生活文化を中心に幅広く執筆活動を行う。『買えない味』で第16回Bunkamuraドゥマゴ文学賞を受賞。『野蛮な読書』で第28回講談社エッセイ賞を受賞。『サンドウィッチは銀座で』『なつかしいひと』『ステーキを下町で』など著書多数。

この本の内容

台所で、街角で、旅先で、味の背景には思いもかけない世界が広がっている。包丁でスパッと切るか、ざっくり手で千切るか、食材によって使い分けるのも、料理ができあがるまでの待ち時間も、路地裏で迷いに迷ってお店を見つけることも、皆で行列に並ぶことも…それも全部味のうち。心に残る味にまつわる風景を綴ったエッセイ48篇。カラー写真も多数掲載。

この本の目次

これも味のうち(乾かす―美味を招く変化
挟む―知恵と工夫の産物 ほか)
おいしさのタネ(ちくわ、かまぼこ―じんわり粘り強い
すじ―肉の屋台骨 ほか)
そこにあるもの(ストロー―いつも悩ましい
ひも―生活の友 ほか)
だから気になる(店長―店長はすごいよ
おおきい ちいさい―人生の一大事 ほか)
待ちぼうけの丼(出前―待ちぼうけの丼
行列―みんなで一致団結 ほか)

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