蒋介石を救った帝国軍人 ─台湾軍事顧問団・白団の真相

野嶋 剛

宿敵はなぜ手を結んだか。膨大な蒋介石日記、生存者の証言と台湾軍上層部の肉声を集めた。敗戦国軍人の思い、蒋介石の真意とは。解説 保阪正康

蒋介石を救った帝国軍人 ─台湾軍事顧問団・白団の真相
  • シリーズ:ちくま文庫
  • 1,540円(税込)
  • Cコード:0121
  • 整理番号:の-15-1
  • 刊行日: 2021/06/10
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:496
  • ISBN:978-4-480-43744-0
  • JANコード:9784480437440
野嶋 剛
野嶋 剛

ノジマ ツヨシ

野嶋 剛(のじま・つよし):1968年生まれ。ジャーナリスト、大東文化大学教授。朝日新聞社入社後、シンガポール支局長、政治部、台北支局長、国際編集部次長、アエラ編集部などを経て、2016年4月に独立。『ふたつの故宮博物院』(新潮選書)、『認識・TAIWAN・電影──映画で知る台湾』(明石書店)、『蒋介石を救った帝国軍人──台湾軍事顧問団・白団の真相』(ちくま文庫)、『台湾とは何か』『香港とは何か』(ちくま新書)、『新中国論──台湾・香港と習近平体制』(平凡社新書)など著書多数。著書の多くが中国、台湾で翻訳刊行されている。

この本の内容

日中戦争後、〓介石は帝国軍人による軍事顧問団・白団を組織させた。直前まで宿敵だった者同士が手を結ぶことができたのは、なぜか。米国のフーバー研究所で公開された、〓介石の50年を超える日記、白団の生存者たちの肉声、さらに台湾軍上層部の証言を集めた。敗戦国軍人の思い、〓介石の真意とは。

この本の目次

プロローグ 病床の元陸軍参謀
第1章 〓介石とは何者か
第2章 岡村寧次はなぜ無罪だったのか
第3章 白団の黒子たち
第4章 富田直亮と根本博
第5章 彼らの成しとげたこと
第6章 戸梶金次郎が見た白団
第7章 秘密の軍事資料
第8章 白団とはなんだったのか
エピローグ 温泉路一四四号

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