京都食堂探究 ─「麺類・丼物」文化の美味なる世界
きつねうどん、しっぽく、けいらん、のっぺい、衣笠丼、町中華……唯一無二である京都の食堂文化の謎を徹底研究。文庫オリジナル。
きつねうどん、しっぽく、けいらん、のっぺい、ちゃんぽん、衣笠丼、木の葉丼、カレー丼…京都の食堂は歴史の中で、「麺類・丼物」を中心にして独自の発展を遂げてきた。うどんも丼物も中華もある京都食堂の魅力とは?食いしん坊の地理学者たちが店に足を運び、味わい、観察し、文献を渉猟して、謎多き京都食堂文化に迫る。待望の研究書が、文庫書き下ろしで、ついに登場。
第1章 上方“麺”問答―諸説覚書(「きつね」は「けつね」か
「きつね」か「たぬき」か
「きつね」は化ける
油揚げの魅力)
第2章 “しっぽく”の美学(京都のうどんには○○がのっています
卓袱から“志津ぽく”へ
にゅうめんの正体
“しっぽく”鍋のミッシングリンク)
第3章 なにを「とじる」か(謎かけ丼
“麺・丼”問答
「あんかけ」をご存じですか?)
第4章 食堂と町中華の不思議(どこでも“中華そば”
“ちゃんぽん”とりどり
“あんかけ”の都
台を替える楽しみ)
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