児玉隆也
( こだま・たかや )児玉 隆也(こだま・たかや):1937?75年。ルポライター。兵庫県生まれ。60年、早稲田大学卒業後に光文社入社。『女性自身』編集部を経て72年よりフリーに。『文藝春秋』1974年11月号に発表した「淋しき越山会の女王」は田中角栄首相退陣の契機となり、文藝春秋読者賞を受賞。また本書『一銭五厘たちの横丁』は死後、日本エッセイスト・クラブ賞を受賞した。他の著書に『市のある町の旅』『人間を生きている』『この三十年の日本人』『現代を歩く』『ガン病棟の九十九日』などがある。