オラフ・ステープルドン
( おらふすてーぷるどん )オラフ・ステープルドン(Olaf Stapledon):1886-1950年。イギリスの作家、哲学者。初の著作『現代の倫理学』を発表した翌年、20億年もの人類の未来史を描いた『最後にして最初の人類』(1930)で注目を集め、『スターメイカー』(1937)など、独自の哲学的思弁とヴィジョンに満ちた壮大な宇宙年代記は読書界に衝撃を与えた。他の代表作に『オッド・ジョン』『シリウス』などがある。
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太陽から飛来した生命体「火炎人類」との対話を通して宇宙精神と生命の秘密に迫る中篇に、本邦初訳多数の短篇群、ラジオドラマ等を収録した傑作選。
1,540
円978-4-480-44047-1
0197
-26-4
2025/09/10
文庫判
432
頁アーサー・C・クラーク、スタニスワフ・レム、J・L・ボルヘスに絶賛され、物理学者フリーマン・ダイソンなど多方面に大きな影響を与えた伝説的SF作家オラフ・ステープルドン傑作選。本邦初訳多数!
カッスが山歩きの途中で拾った石を暖炉に投げ入れると、不思議な炎があがり、テレパシーで語りかけてきた。それは炎の形態をした知的生命体で、太陽系形成期に太陽から飛び出し、数十億年ものあいだ地球の石の中に閉じ込められていたのだ。火炎人類との対話を通して宇宙精神と生命の秘密に迫る表題中篇に、本邦初訳の珠玉の短篇群、『最後にして最初の人類』ラジオドラマ版他を収録した傑作選。
カバーデザイン 山田英春
火炎人類――ある幻想
【短篇小説】
種と花
救急哨所への道
現代の魔術師
手に負えない腕
樹になった男
音の世界
東は西
新世界の老人
山頂と町
【ラジオドラマと講演】
はるかな未来からの声
惑星間人類?
解説
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