踏切趣味

石田 千

踏切を急いで渡る子供、荷物を運ぶ主婦、たたずむ老人。踏切で交差するなにげない暮らしの香りからほのみえる一瞬の光をとらえ、つづる。淡く新鮮なエッセイ集。

踏切趣味
  • シリーズ:単行本
  • 1,650円(税込)
  • Cコード:0095
  • 整理番号:
  • 刊行日: 2005/02/07
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:四六判
  • ページ数:160
  • ISBN:4-480-81640-2
  • JANコード:9784480816405
石田 千
石田 千

イシダ セン

福島県生まれ、東京都育ち。國學院大學文学部卒業。2001年、『大踏切書店のこと』で第1回古本小説大賞を受賞。2011年、『あめりかむら』で第145回芥川賞候補。2012年、『きなりの雲』で第146回芥川賞候補、第34回野間文芸新人賞候補。2016年、『家へ』で第154回芥川賞候補、第38回野間文芸新人賞候補。古風な下町感覚のエッセイを書く。2016年より東海大学文学部文芸創作学科教授。主な著書に『月と菓子パン』『踏切趣味』『屋上がえり』『バスを待って』『平日』『窓辺のこと』他多数ある。

この本の内容

急いでわたる子ども、荷物を運ぶ主婦、たたずむ老人。周辺の居酒屋に集うひとびと。大好きな踏切をめざして都内を西から東へ、時には鎌倉、山形まで。線路上で交差する一瞬の光をとらえ、つづり、句を詠む。なつかしくも鮮烈なエッセイ集。

この本の目次

夢舞台―赤羽〜十条
東京のお盆―雑司が谷
踏切感傷―金町
海と山と―吹浦
遮断機なし―西新井
ゆらゆらした町―代々木
チクテカフェ―下北沢
暮れの海―稲村ヶ崎
雨あがり―駒込
強風―九品仏〔ほか〕

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