ギリシア哲学史

納富 信留

古代ギリシアで哲学はどのように始まったのか。近年の研究成果を踏まえギリシア哲学史の枠組みを見直し、哲学者たちの思索を新たな視座から一望する記念碑的通史

ギリシア哲学史
  • シリーズ:単行本
  • 4,840円(税込)
  • Cコード:0010
  • 整理番号:
  • 刊行日: 2021/03/17
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:四六判
  • ページ数:752
  • ISBN:978-4-480-84752-2
  • JANコード:9784480847522
納富 信留
納富 信留

ノウトミ ノブル

納富 信留(のうとみ・のぶる):1965年生まれ。東京大学文学部哲学科卒業。同大学院人文科学研究科哲学専攻修士課程修了。91‐96年、ケンブリッジ大学大学院古典学部に留学(Ph.D.を取得)。九州大学文学部助教授、慶應義塾大学文学部教授をへて、現在、東京大学大学院人文社会系研究科教授。2007−10年まで国際プラトン学会会長を務める。主な著書に『ギリシア哲学史』(和辻哲郎文化賞〔学術部門〕受賞、筑摩書房)、『ソフィストとは誰か?』(サントリー学芸賞受賞、ちくま学芸文庫)、『哲学の誕生』(ちくま学芸文庫)、『ソフィストと哲学者の間』(名古屋大学出版会)、『プラトンとの哲学』(岩波新書)、『プラトン哲学への旅』(NHK出版新書)など。訳書に、プラトン『ソクラテスの弁明』『パイドン』(以上、光文社古典新訳文庫)がある。

この本の内容

古代ギリシアにおいて、哲学はどのように始まったのか?そこで哲学者たちは、どのような問いを問い、思索を展開したか?こうした哲学の営みは、いかにして受け継がれてきたのか?資料論・方法論をふくむ最新の研究成果に目配りをし、これまでと大きく異なる枠組みと視点で、ギリシア哲学史の全体を俯瞰。33名の列伝体で描きだす通史。

この本の目次

第1部 ギリシア哲学史序論(ギリシア哲学とは何か
ギリシア哲学資料論)
第2部 初期ギリシア哲学(ギリシア哲学の他者
総論―初期ギリシア哲学の枠組み
イオニアでの探究
イタリアでの探究
イオニアでの自然哲学)
第3部 古典期ギリシア哲学(総論―古典期ギリシア哲学の枠組み
ソフィスト思潮とソクラテス
ソクラテス文学とプラトン
アカデメイアとアリストテレス)

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