山田 風太郎 ヤマダ フウタロウ
1922年、兵庫県養父郡の医家に生まれる。『甲賀忍法帖』『くノ一忍法帖』などで数々の“風太郎忍法”を生み出し忍法帖ブームをまきおこす。『警視庁草紙』などの明治を舞台にした小説や、『戦中派不戦日記』『戦中派虫けら日記』などの日記文学、『人間臨終図巻』をはじめ死を見つめた著書等多数。1997年第45回菊池寛賞を受賞。 2001年、尊敬する江戸川乱歩と同じ、7月28日没。
山田 風太郎 著
単行本未収録エッセイを、テーマで纏めた一冊。作家山田風太郎誕生となった推理小説とその世界、江戸川乱歩・高木彬光らとの交遊、自作執筆の裏話を収録。
単行本 四六判 320頁 刊行日 2007/07/25 ISBN 978-4-480-81491-3JANコード 9784480814913
定価:本体1,900 円+税
在庫 ×
リアルタイムでの戦争と振り返っての戦争に何を感じたのか。「『戦中派不戦日記』から三十五年」「ドキュメント・1945年5月」など戦争観と生い立ちの記を収録。
単行本 四六判 288頁 刊行日 2007/10/23 ISBN 978-4-480-81492-0JANコード 9784480814920
定価:本体1,800 円+税
山田 風太郎 著 日下 三蔵 編集
信長の死後、秀吉は手際がよすぎるのでは?「秀吉はいつ知ったか」を始め、「武将の死因」「大楠公とヒトラー」「絶世の大婆娑羅」など妖説(?)歴史エッセイを纏める。
単行本 四六判 304頁 刊行日 2008/09/25 ISBN 978-4-480-81493-7JANコード 9784480814937
明治の文学者の貧乏ぶりから死刑執行方法、執筆上の失敗談、「一握の牌」という歌まで、山荘の風呂釜の前で妄想は妄想をよぶ。旅、本などのエッセイ併収。
単行本 四六判 328頁 刊行日 2008/12/09 ISBN 978-4-480-81494-4JANコード 9784480814944
定価:本体2,000 円+税
「政治家は与野党問わず嘘ッぱちの公約のラッパを吹き……」、時は移れど人間の本質は変わらない。世相からマージャン・酒・煙草の話まで、単行本未収録エッセイ。全5冊完結。
単行本 四六判 384頁 刊行日 2010/07/22 ISBN 978-4-480-81495-1JANコード 9784480814951
定価:本体2,300 円+税
在庫 ○
薩摩兵が暗殺されたら、一人につき、罪なき江戸の旗本十人を斬る! 明治元年、江戸。官軍の復讐の餌食となった侍たちの運命。 <br /> 【解説: 中島河太郎 】
ちくま文庫 文庫判 400頁 刊行日 2011/04/06 ISBN 978-4-480-42811-0JANコード 9784480428110
定価:本体950 円+税
幕末、内戦の末に賊軍の汚名を着せられた水戸天狗党の戦い。その悲劇的顛末を全篇一人称の語りで描いた傑作長篇小説。 <br /> 【解説: 中島河太郎 】
ちくま文庫 文庫判 400頁 刊行日 2011/05/10 ISBN 978-4-480-42812-7JANコード 9784480428127
ひょんなことから父親が国定忠治だと知った龍次は、渡世人修行に出る。新門辰五郎、黒駒の勝蔵らに仁義を切るが……。形見の長脇差がキラリとひかる。
ちくま文庫 文庫判 448頁 刊行日 2011/06/08 ISBN 978-4-480-42813-4JANコード 9784480428134
定価:本体1,100 円+税
「ええじゃないか」の歌と共に、相楽総三、西郷隆盛、岩倉具視らの統幕の戦いは進み、翻弄される龍次。侠客から見た幕末維新の群像。 <br /> 【解説: 縄田一男 】
ちくま文庫 文庫判 432頁 刊行日 2011/06/08 ISBN 978-4-480-42814-1JANコード 9784480428141
中国大返しに潜む秀吉の情報網と権謀を推理する「秀吉はいつ知ったか」他「歴史」をテーマにした文章を中心に選んだ奇想の裏側が窺えるエッセイ集。
ちくま文庫 文庫判 352頁 刊行日 2015/09/09 ISBN 978-4-480-43303-9JANコード 9784480433039
定価:本体820 円+税
名著『戦中派不戦日記』の著者が、その生い立ちと青春を時代背景と共につづる。「太平洋戦争私観」「私と昭和」等、著者の原点がわかるエッセイ集。
ちくま文庫 文庫判 304頁 刊行日 2016/01/07 ISBN 978-4-480-43331-2JANコード 9784480433312
定価:本体880 円+税
稀代の作家誕生のきっかけは推理小説だった。江戸川乱歩、横溝正史、高木彬光らとの交流、執筆裏話等から浮かび上がる「物語の魔術師」の素顔。
ちくま文庫 文庫判 368頁 刊行日 2016/05/10 ISBN 978-4-480-43356-5JANコード 9784480433565
時は移れど人間の本質は変わらない。世相からマージャン・酒・煙草、風山房での日記までを1冊に収める。単行本生前未収録エッセイの文庫化第4弾。
ちくま文庫 文庫判 432頁 刊行日 2016/07/06 ISBN 978-4-480-43373-2JANコード 9784480433732
定価:本体1,000 円+税
明治文学者の貧乏ぶり、死刑執行方法、ひとり酒ほか、長編エッセイ(表題作)をはじめ、旅、食べ物、読書をテーマとしたファン垂涎のエッセイ群。
ちくま文庫 文庫判 368頁 刊行日 2016/08/08 ISBN 978-4-480-43378-7JANコード 9784480433787
「最大の滑稽事は自分の死」――人間の死に方に思いを馳せ、世相を眺め、麻雀を楽しみ、チーズの肉トロに舌鼓を打つ。絶品エッセイ集。解説 荒山徹
ちくま文庫 文庫判 448頁 刊行日 2017/07/06 ISBN 978-4-480-43458-6JANコード 9784480434586
麻雀に人生を学び、数十年ぶりの寝小便に狼狽し、男の渡り鳥的欲望について考察する。くだらないようで、どこか深遠なような随筆が飄々とならぶ。
ちくま文庫 文庫判 400頁 刊行日 2018/01/10 ISBN 978-4-480-43488-3JANコード 9784480434883
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