中山 元 ナカヤマ ゲン
中山元(なかやま・げん)1949年生まれ。東京大学教養学部中退。思想家・翻訳家。著書に『思考の用語辞典』などが、訳書にカント『純粋理性批判』、ハイデガー『存在と時間』などがある。
中山 元 著
無意識という概念と精神分析という方法を発見して「わたし」を新たな問いに変えたフロイトは、巨大な思想的革命をもたらした。その生成と展開を解き明かす。
筑摩選書 四六判 352頁 刊行日 2015/11/11 ISBN 978-4-480-01629-4JANコード 9784480016294
定価:本体1,800 円+税
在庫 ○
ハンナ・アレント 著 ジェローム・コーン 編集 中山 元 翻訳
アレント生前に発表された講義や論説を「責任」と「判断」の下に編む。ナチス統治下で道徳が崩壊した経緯を問い、善悪の判断を促すものを考察する。
ちくま学芸文庫 文庫判 560頁 刊行日 2016/08/08 ISBN 978-4-480-09745-3JANコード 9784480097453
定価:本体1,600 円+税
なぜドイツ人の道徳観は崩壊したのか、従来の自分を失わなかったのは誰か、全体主義に対峙し続けたハンナ・アレントの思索の本質。
ちくま新書 新書判 240頁 刊行日 2017/01/05 ISBN 978-4-480-06940-5JANコード 9784480069405
定価:本体800 円+税
ジェレミー・ベンサム 著 中山 元 翻訳
快と苦痛のみに基礎づけられた功利性の原理から、個人および共同体のありようを分析する。近代功利主義の嚆矢をなす記念碑的名著をついに完訳。
ちくま学芸文庫 文庫判 400頁 刊行日 2022/08/08 ISBN 978-4-480-51105-8JANコード 9784480511058
定価:本体1,300 円+税
法とは何のためにあるのか? 科学に立脚して立法と道徳を問いなおし、真に普遍的な法体系を打ち立てんとするベンサムの代表作を清新な訳文で送る。
ちくま学芸文庫 文庫判 464頁 刊行日 2022/08/08 ISBN 978-4-480-51107-2JANコード 9784480511072
定価:本体1,400 円+税
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