杉浦 日向子 スギウラ ヒナコ
杉浦 日向子(すぎうら・ひなこ):1958‐2005。東京生れ。漫画家、文筆家。「通言室乃梅」で漫画家としてデビュー。以来、一貫して江戸風俗を題材にした作品を描き、1984(昭和59)年『合葬』で日本漫画家協会賞優秀賞、88年『風流江戸雀』で文藝春秋漫画賞を受賞。NHKTV『お江戸でござる』の江戸解説者として長年活躍し、エッセイストとしての著書も多いが、『ごくらくちんみ』『4時のオヤツ』では小説家としても腕の冴えを見せた。2005(平成17)年7月、下咽頭がんのため46歳で逝去。
杉浦 日向子 著
北斎、娘のお栄、英泉、国直……奔放な絵師たちが闊歩する文化文政の江戸。淡々とした明るさと幻想が織りなす傑作。
ちくま文庫 文庫判 352頁 刊行日 1996/12/05 ISBN 4-480-03209-6JANコード 9784480032096
定価:本体680 円+税
在庫 ○
夜ごとくり返される客と<<花魁:おいらん>>の駆け引き。江戸は吉原の世界をその背景を含めて精密に描いた表題作の他に短篇五篇を併録。 <br /> 【解説: 北方謙三 】
ちくま文庫 文庫判 176頁 刊行日 1997/12/04 ISBN 978-4-480-03334-5JANコード 9784480033345
定価:本体560 円+税
荒木 経惟 著 杉浦 日向子 著
殺伐とした東京の片隅に、ひっそりと慎み深く、ときに妖艶に佇みながらこちらを見守ってくれる仏さまたちを巡って著者二人が寄り添い歩いた、江戸観音巡礼の旅。
単行本 A5変判 216頁 刊行日 1998/01/22 ISBN 4-480-87607-3JANコード 9784480876072
定価:本体2,200 円+税
在庫 ×
明治の東京と昭和の東京を自在に往還し、夭折の画家井上安治が見た東京の風景を描く静謐な世界。他に単行本未収録四篇を併録。 <br /> 【解説: 南伸坊 】
ちくま文庫 文庫判 176頁 刊行日 2000/03/08 ISBN 978-4-480-03557-8JANコード 9784480035578
あっけらかんとお目出度く生きていた江戸人たち。彼らが営んでいた暮らしや紡ぎだした文化にとことん惚れ込んだ著者が、その思いの丈を綴った最後のラブレター。
単行本 四六判 184頁 刊行日 2006/08/03 ISBN 4-480-81649-6JANコード 9784480816498
定価:本体1,400 円+税
生きることを楽しもうとしていた江戸人たち。彼らの紡ぎ出した文化にとことん惚れ込んだ著者がその思いの丈を綴った最後のラブレター。
ちくま文庫 文庫判 240頁 刊行日 2009/11/10 ISBN 978-4-480-42660-4JANコード 9784480426604
定価:本体660 円+税
杉浦 日向子 著 松田 哲夫 編集
初期の単行本未収録作品から、若き晩年、自らの生と死を見つめた名篇までを、多彩な活躍をした人生の軌跡を辿るように集めた、最良のコレクション。
ちくま文庫 文庫判 336頁 刊行日 2021/09/09 ISBN 978-4-480-43762-4JANコード 9784480437624
定価:本体840 円+税
江戸にすんなり遊べる幸せ。漫画、イラスト、エッセイと江戸の魅力を多角的に語り続けた著者の作品群から、精選して贈る杉浦日向子、最良の入門書。
ちくま文庫 文庫判 336頁 刊行日 2022/05/10 ISBN 978-4-480-43815-7JANコード 9784480438157
若旦那の放蕩、長屋の夫婦模様など古川柳の世界を描き文藝春秋漫画賞を受賞した『風流江戸雀』に併せ、小噺集「呑々まんが」を文庫初収録。解説 南伸坊
ちくま文庫 文庫判 256頁 刊行日 2023/04/10 ISBN 978-4-480-43873-7JANコード 9784480438737
定価:本体780 円+税
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