杉浦日向子ベスト・エッセイ

杉浦 日向子 著 , 松田 哲夫 編集

初期の単行本未収録作品から、若き晩年、自らの生と死を見つめた名篇までを、多彩な活躍をした人生の軌跡を辿るように集めた、最良のコレクション。

杉浦日向子ベスト・エッセイ
  • シリーズ:ちくま文庫
  • 924円(税込)
  • Cコード:0195
  • 整理番号:す-2-13
  • 刊行日: 2021/09/09
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:336
  • ISBN:978-4-480-43762-4
  • JANコード:9784480437624
杉浦 日向子
杉浦 日向子

スギウラ ヒナコ

杉浦 日向子(すぎうら・ひなこ):1958‐2005。東京生れ。漫画家、文筆家。「通言室乃梅」で漫画家としてデビュー。以来、一貫して江戸風俗を題材にした作品を描き、1984(昭和59)年『合葬』で日本漫画家協会賞優秀賞、88年『風流江戸雀』で文藝春秋漫画賞を受賞。NHKTV『お江戸でござる』の江戸解説者として長年活躍し、エッセイストとしての著書も多いが、『ごくらくちんみ』『4時のオヤツ』では小説家としても腕の冴えを見せた。2005(平成17)年7月、下咽頭がんのため46歳で逝去。

松田 哲夫
松田 哲夫

マツダ テツオ

1947年生まれ。編集者。「ガロ」編集部を経て筑摩書房に入社し、鶴見俊輔他編『現代漫画』『ちくま哲学の森』、『鶴見俊輔集』などを手がける。

この本の内容

江戸を題材にした漫画を多く描き、若くして評価を得た著者は漫画の執筆をやめて以降、テレビ等で江戸解説のほか、多くのエッセイを執筆してきた。その内容は、江戸の魅力を語った作品はもちろんのこと、重い病を得てからは、自らの命を見つめ、生と死に関して考え続けてきた作品も多い。その多くの優れたエッセイの中から、初期単行本未収録作品11篇、江戸や江戸人についての作品、大好きだった旅、食べ物に関する作品、書評等を選び構成した。多彩な活躍の軌跡をたどる最良のコレクション。

この本の目次

序 私の憧れ
1 元気な若旦那
2 江戸人の流儀
3 浮世漫遊記
4 若隠居の心意気
5 いのちの読書
終 おいしいエッセー

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