石川 九楊 イシカワ キュウヨウ
1945年、福井県越前市生まれ。京都大学法学部卒業。書家、批評家。主な著書に、『筆蝕(★正字)の構造』(ちくま学芸文庫)、『日本の文字』(ちくま新書)、『書の終焉』(同朋舎出版、サントリー学芸賞受賞)、『中国書史』(京都大学学術出版会)、『日本書史』(名古屋大学出版会、毎日出版文化賞受賞)、『近代書史』(名古屋大学出版会、大佛次郎賞受賞)、『二重言語国家・日本』(中公文庫)などがある。
石川 九楊 著
書の美しさはどこから来るのか。書の七つ道具の揃え方から、筆の持ち方や運筆法に至るまで、書の技法の本質を踏まえ、初学者が表現に到達するための極意を伝授。
ちくま新書 新書判 240頁 刊行日 1997/04/17 ISBN 4-480-05703-XJANコード 9784480057037
定価:本体720 円+税
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始皇帝の文字統一により漢字文明圏が成立し、中国に呼応する形で日本、朝鮮、越南の文化が形成された…。鬼才の書家が描く、文字からみた精神の運動史2200年。
単行本 四六判 288頁 刊行日 2007/04/25 ISBN 978-4-480-85786-6JANコード 9784480857866
定価:本体2,200 円+税
吉本 隆明 著 石川 九楊 著
書の美はどこからくるのか。書字や言葉が孕む本源的問題に迫り、日本的なるものの深層を鮮やかに浮き彫りにする、戦後思想の巨人と現代書の鬼才による白熱討議!
単行本 四六判 272頁 刊行日 2012/03/15 ISBN 978-4-480-81387-9JANコード 9784480813879
定価:本体2,300 円+税
日本語は三種類の文字をもつ。この世界にまれな性格はどこに由来し、日本人の思考と感性に何をもたらしたのか。鬼才の書家が大胆に構想する文明論的思索。
ちくま新書 新書判 256頁 刊行日 2013/02/05 ISBN 978-4-480-06704-3JANコード 9784480067043
定価:本体800 円+税
日本語の構造と文体はいかにして成立したのか。東アジアのスタイルの原型である中国文体の変遷から日本固有の文体形成史をたどり、日本文化の根源を解き明かす。
筑摩選書 四六判 320頁 刊行日 2013/12/12 ISBN 978-4-480-01587-7JANコード 9784480015877
定価:本体1,700 円+税
中国で生まれた漢字が、日本(平仮名)、朝鮮(ハングル)、越南(チューノム)を形づくった。鬼才の書家が巨視的な視点から語る2000年の歴史
ちくま文庫 文庫判 368頁 刊行日 2018/08/08 ISBN 978-4-480-43534-7JANコード 9784480435347
定価:本体900 円+税
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