柳田國男全集 6

柳田 國男

怪異の本質を信仰の零落した現象とみる『妖怪談義』『一目小僧その他』の二著のほか、論考「おとら狐の話」「片目の魚」を収録。

柳田國男全集 6
  • シリーズ:ちくま文庫
  • 1,100円(税込)
  • Cコード:0139
  • 整理番号:や-6-6
  • 刊行日: 1989/12/04
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ISBN:4-480-02406-9
  • JANコード:9784480024060
柳田 國男
柳田 國男

ヤナギタ クニオ

(1875−1962)兵庫県に生まれる。幼少年期より文学的才能に恵まれ、短歌、抒情詩を発表。東京帝国大学を卒業後、農商務省、貴族院勤務を経て、朝日新聞社に入社。勤務の傍ら全国各地を旅行し、民俗学への関心を深める。1909年、日本初の民俗誌『後狩詞記』を発表、以後『遠野物語』から晩年の『海上の道』に至るまで多大な業績を遺す。

この本の内容

われわれの畏怖というものの最も原始的な形はどのようなものであったか―天狗・川童・幽霊など、さまざまな怪異の本質を、信仰の零落した現象として捉えた『妖怪談義』。わが国に広く伝承されている一つ目小僧、橋姫、隠れ里、ダイダイ坊などの伝説を蒐集・整理し、その伝播に携わった常民の信仰・習俗・精神構造の推移を考究した『一目小僧その他』。以上2冊の単行本のほか、動物霊の俗信をあつかった論考「おとら狐の話」「片目の魚」の2篇を収録。

この本の目次

妖怪談義
一目小僧その他
おとら狐の話
片目の魚

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