loading...

ちくま文庫

がむしゃら1500キロ

——わが青春の門出

《ちくま文庫創刊40周年記念復刊》

定価

902

(10%税込)
ISBN

978-4-480-02457-2

Cコード

0195

整理番号

-1-3

1990/08/28

判型

文庫判

ページ数

240

解説

内容紹介

炎天下、15歳の少年が50ccバイクに乗って、市川―大阪往復1500キロ走破の旅に出た、たったひとりで…。坂道やジャリ道に悪戦苦闘しつつ走りながら、いろいろな人に出会い、さまざまな体験を重ね、考えた―人間について、労働について、生活について、男と女について…。自分の能力に対する限りない挑戦の記録「がむしゃら1500キロ」を中心に、日記や手紙を収め、思春期まっただ中の伝説の名レーサー東次郎の心の軌跡を追う。解説:泉優二

目次

からす、かん三郎
上級生の大下さん
“はじめてのクルマ”
男と女
がむしゃら1500キロ
(出発まで 大阪行きを決めた!
エンジン不調 食事ぬきの一夜
暑いドライブ 冷たい目
『明治天皇と日露大戦争』
悲しい大阪城
日射病 夜の琵琶湖
くり毛の馬“グッシに乗ったイタリヤ人”
さよならエンリコ 箱根越え
“初恋の味”
我が家で)
夏休みのおわりに
アメリカへ行きたい
受験戦争とクルマと

私家版「がむしゃら1500キロ」あとがき
解説 彼から僕らが学ぶこと 泉優二

著作者プロフィール

浮谷東次郎

( うきや・とうじろう )

浮谷 東次郎(うきや・とうじろう):1942年、千葉県市川市に生まれる。1957年、市川・大阪往復1500キロのバイクツーリング。1960~63年、滞米。帰国後レーサーとして鮮烈なデビュー。1965年8月20日、鈴鹿サーキットで練習中事故。翌日死去。

メディア情報

この本への感想

東次郎は、マルチの才能を持ち、多くの人に生き方を教えてくれた。この本に、出会えて良かった。勇気が欲しい時に、何回も読んだよ。そう、そしてこれからもずっと。

本家カズ

さん
update: 2014/09/08
高校生時代の愛読書でした。友人に勧められて読んだ覚えがあります。今の子供達にも届く言葉がたくさんあります。

mojokai

さん
update: 2012/05/16

本書をお読みになったご意見・ご感想などをお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社HP、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただくことがございます。

  • [*]は必須項目です。おそれいりますが、必ずご記入をお願いいたします。
  • (ここから質問、要望などをお送りいただいても、お返事することができません。あしからず、ご了承ください。お問い合わせは、こちらへ)
  • ※お寄せいただいたご意見・ご感想の著作権は小社へ帰属し、当ホームページや小社出版物に転載させていただく場合がございます。
  • ※ご意見・ご感想への返信はいたしておりません。ご了承ください。

「ちくま文庫」でいま人気の本

語学を学ぶ人へ