API Error: too_many_requests

loading...

ちくま文庫

小泉八雲コレクション

——さまよえる魂のうた

定価

1,430

(10%税込)
ISBN

978-4-480-03993-4

Cコード

0197

整理番号

-26-2

2004/11/10

判型

文庫判

ページ数

496

解説

内容紹介

ghostlyとは何か?それは「神」をさす言葉で、「神聖」「神秘」にして「宗教的なもの」のことであり、さらには、人間の内面や魂を表象する「霊的なもの」をも指している、と八雲はいう。『妖怪?E妖精譚』(ちくま文庫)が再話文学という形式を借りて、ghostlyの世界そのものを描いているのに対し、この『さまよえる魂のうた』は、八雲自身にとってghostlyなものとはなにかを綴った自伝エッセイや、「妖精文学と迷信」などの講義を収め、八雲文学の原風景とその思想的素地を明らかにする。『妖怪・妖精譚』の姉妹編ともいうべきアンソロジー。巻末には萩原朔太郎の「小泉八雲の家庭生活」を併録。

目次

第1章 私の守護天使―自伝的断片(夢魔の感触
私の守護天使
偶像崇拝
ゴシックの恐怖
ひまわり
星たち
幽霊
永遠の憑きもの)
第2章 赤裸の詩―文学の力(西洋文学における女性像
至高の芸術について
赤裸の詩
文学と世論
文学における超自然的なるもの
詩歌の中の樹の精
妖精文学と迷信)
第3章 生活の中の文学(生活と文学の関係
読書について
文章作法の心得)
第4章 ロマン主義の魂(シェイクスピア再発見
イギリス最初の神秘家ブレイク
自然詩人ワーズワス
コールリッジ、超自然の美学
ロマン主義なものと文学的保守主義
日本文学の未来のために)
小泉八雲の家庭生活(萩原朔太郎)

本書をお読みになったご意見・ご感想などをお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社HP、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただくことがございます。

  • [*]は必須項目です。おそれいりますが、必ずご記入をお願いいたします。
  • (ここから質問、要望などをお送りいただいても、お返事することができません。あしからず、ご了承ください。お問い合わせは、こちらへ)
  • ※お寄せいただいたご意見・ご感想の著作権は小社へ帰属し、当ホームページや小社出版物に転載させていただく場合がございます。
  • ※ご意見・ご感想への返信はいたしておりません。ご了承ください。

「ちくま文庫」でいま人気の本

いま話題の本