戦後ギャグマンガ史

米沢 嘉博

マンガとは何か?
その巨大な実験。

ギャグマンガは、世相を反映させながらも常にラディカルな問いを発し続け、新しい表現を生み出してきた。「マンガ史三部作」完結編。
【解説: 想田四 】

戦後ギャグマンガ史
  • シリーズ:ちくま文庫
  • 1,100円(税込)
  • Cコード:0100
  • 整理番号:よ-19-3
  • 刊行日: 2009/08/10
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:352
  • ISBN:978-4-480-42621-5
  • JANコード:9784480426215
米沢 嘉博
米沢 嘉博

ヨネザワ ヨシヒロ

1953年生まれ。漫画評論家。明治大学在学中から漫画批評家集団「迷宮」に参加。「迷宮」の同人として1975年からのコミックマーケット開催に加わり、1980年から2006年夏までコミックマーケット準備会代表を務めた。主な著書に『戦後SFマンガ史』『戦後ギャグマンガ史』『藤子不二雄論 FとAの方程式』(日本児童文学学会賞受賞)、編著に『別冊太陽 子どもの昭和史』シリーズ、『別冊太陽 発禁本』(日本出版学会賞受賞)など。2006年10月死去。

この本の内容

「マンガとは何か」「笑いとは何か」。戦後のギャグマンガは、世相を反映させながらも、常にラディカルな問いを発し続け、マンガ表現の新しい地平を切り開いていった。ユーモア、パロディ、ナンセンス…。杉浦茂、赤塚不二夫、永井豪、鳥山明…。「笑い」を追求する天才たちの軌跡を見る。『戦後少女マンガ史』『戦後SFマンガ史』に続く“マンガ史三部作”の最終作。

この本の目次

第1章 漫画と笑い
第2章 笑う少年達
第3章 笑われる少年達
第4章 横町解放区の少年達
第5章 ギャグの方法論
第6章 ナンセンスorコメディ
第7章 ギャグ実践論・矛盾論
第8章 日常と肉体と
第9章 ポップンロールバラエティショー
第10章 マンガの笑い

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