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ちくま文庫

増補 夢の遠近法

——初期作品選

誰かが私に行ったのだ 世界は言葉でできていると

「誰かが私に言ったのだ/世界は言葉でできていると」。誰も夢見たことのない世界が、ここではじめて言葉になった。新たに二篇を加えた増補決定版。

定価

990

(10%税込)
ISBN

978-4-480-43222-3

Cコード

0193

整理番号

-43-2

2014/11/10

判型

文庫判

ページ数

432

解説

内容紹介

「誰かが私に言ったのだ/世界は言葉でできていると」―未完に終わった“かれ”の草稿の舞台となるのは、基底と頂上が存在しない円筒形の塔の内部である“腸詰宇宙”。偽の天体が運行する異様な世界の成立と崩壊を描く「遠近法」ほか、初期主要作品を著者自身が精選。「パラス・アテネ」「遠近法・補遺」を加え、創作の秘密がかいま見える「自作解説」を付した増補決定版。

目次

夢の棲む街
月蝕
ムーンゲイト
遠近法
パラス・アテネ
童話・支那風小夜曲集
透明族に関するエスキス
私はその男にハンザ街で出会った
傳説
遠近法・補遺
月齢
眠れる美女
天使論

著作者プロフィール

山尾悠子

( やまお・ゆうこ )

山尾 悠子(やまお・ゆうこ):岡山市生まれ、小説家。同志社大学文学部国文学科卒業。1975年、「仮面舞踏会」(「S-Fマガジン」早川書房)でデビュー。2018年、『飛ぶ孔雀』で泉鏡花文学賞、日本SF大賞、芸術選奨文部科学大臣賞を受賞。小説に『仮面物語 或は鏡の王国の記』、『オットーと魔術師』、『ラピスラズリ』、『増補 夢の遠近法』、『歪み真珠』、『山の人魚と虚ろの王』、エッセイ集『迷宮遊覧飛行』、歌集『角砂糖の日』などの著書がある。

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