増補 夢の遠近法 ─初期作品選
誰かが私に行ったのだ世界は言葉でできていると
「誰かが私に言ったのだ/世界は言葉でできていると」。誰も夢見たことのない世界が、ここではじめて言葉になった。新たに二篇を加えた増補決定版。
「誰かが私に言ったのだ/世界は言葉でできていると」―未完に終わった“かれ”の草稿の舞台となるのは、基底と頂上が存在しない円筒形の塔の内部である“腸詰宇宙”。偽の天体が運行する異様な世界の成立と崩壊を描く「遠近法」ほか、初期主要作品を著者自身が精選。「パラス・アテネ」「遠近法・補遺」を加え、創作の秘密がかいま見える「自作解説」を付した増補決定版。
夢の棲む街
月蝕
ムーンゲイト
遠近法
パラス・アテネ
童話・支那風小夜曲集
透明族に関するエスキス
私はその男にハンザ街で出会った
傳説
遠近法・補遺
月齢
眠れる美女
天使論
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