須永朝彦小説選
チェンバロの綺羅綺羅しい響き、橋の袂に佇む天使、青暗い水に潜む蛇……独特な美意識で幻想文学ファンを魅了した作品から山尾悠子が25篇を選ぶ。
美しき吸血鬼、チェンバロの綺羅綺羅とした響き、冥府よりの誘惑者に恍惚と導かれゆく至福…山尾悠子が選ぶ珠玉の25編。
2022.9.08 鱗
黄昏に長く尾をひく影を慕って何処までもついて行く気持ちで読み始めました。
天使や吸血鬼にうっとりさせられ、漢字表記の外国の地名や花の羅列にはむせぶばかり、乱歩たちの架空の対談は少し毛色が違って、でもこれもまた楽しく、数々の流麗な小説をこころゆくまで堪能(…堪能よりもむしろ耽溺と言った方がいいのかもしれませんが)いたしました。
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