建築の大転換 増補版
「新国立競技場」問題の核心を抉る!
いま建築に何ができるか。震災復興、地方再生、エネルギー改革などの大問題を、第一人者たちが説き尽くす。新国立競技場への提言を増補した決定版!
いま日本に必要な建築とはなにか。あるべき21世紀のモデルとはどういうものか。3・11からの復興、エネルギーの存在論、コミュニティの再生、都市と地方の新たな関係、自然と人工のつながり―。こうした現代日本の抱える大問題を、第一線で活躍する建築家と思想家が徹底的に説き尽くす。文庫化にあたり、新たに「新国立競技場」問題への緊急提言を増補した決定版!
第1章 東京と現代日本の大転換―「新国立競技場」問題を問いなおす
第2章 地域と公共性の大転換―三・一一以後に建築は何ができるか
第3章 人と自然の大転換(「伊東豊雄の建築」を中沢新一と考える
自然と人間をわけない建築
縄文のこころと建築
震災が建築につきつけた問題とは)
第4章 エネルギーと建築の大転換
補論 建築のエチカ
2015.10.13 たかさん
この「増補版」は、三年前に発刊された単行本の内容に、伊東豊雄さんと中沢新一さんの、我が国における「建築思潮の転換」について語られている重書と言えるでしょう。
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