宮崎智之
( みやざき・ともゆき )宮崎 智之(みやざき・ともゆき):1982年、東京都出身。文芸評論家、エッセイスト。著書に『平熱のまま、この世界に熱狂したい 増補新版』(ちくま文庫)、『モヤモヤの日々』(晶文社)など。編書に『精選日本随筆選集 孤独』(ちくま文庫)、共著に『文豪と犬と猫 偏愛で読み解く日本文学』(アプレミディ)など。
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薄田泣菫 志賀直哉 岡本かの子 林芙美子 から
富士正晴 向田邦子 武田百合子 開高健 まで
学生時代の古書店巡りで出会った美しい装幀の随筆集をきっかけに、〈誰かの日常や思考を辿る〉ことができる随筆に魅了された編者が、「歓喜」をテーマに編む日本の名随筆アンソロジー。人それぞれ、飛び上がるようなうれしさの歓喜もあれば、静かに噛み締める歓喜もある。一人として同じ人間はいないのだから当たり前のことだが、それを教えてくれるのが一人称の散文芸術「随筆」なのである。
カバーデザイン 小川恵子(瀬戸内デザイン)
カバー装画 霜田あゆ美
藪塚ヘビセンター 武田百合子
食べものの話、又 吉田健一
メロン 向田邦子
酒と歌 若山牧水
新茶のかおり 田山花袋
ダンシチューと中村遊廓 檀一雄
ちょっと一服 開高健
雪景色の上の新月 佐多稲子
月の宴 佐多稲子
或る田舎町の魅力 吉田健一
下駄で歩いた巴里 林芙美子
鮠(はや)つり 井伏鱒二
大川の水 芥川龍之介
浪費主義 福原麟太郎
梅雨晴 永井荷風
本をもつことの楽しみ 富士正晴
リズム 志賀直哉
テクッて三年 古今亭志ん生
ほう、ぽんぽん 北原白秋
秋の小天使 薄田泣菫
ぼんつく蓼 薄田泣菫
多羅葉樹 薄田泣菫
柿 薄田泣菫
椎の実 橋本多佳子
祇園の枝垂桜 九鬼周造
朝顔 志賀直哉
あさがお 鏑木清方
材のいのち 幸田文
ある眼 竹久夢二
或教授の退職の辞 西田幾多郎
偶然の産んだ駄洒落 九鬼周造
至福 清彰子
巴里のむす子へ 岡本かの子
子猫 寺田寅彦
自転車日記 夏目漱石
飛ぶ夢 岡部伊都子
半袖ものがたり 谷崎潤一郎
弱いから、好き 長沢節
編者解説 宮崎智之
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