資本論 第一巻 上
剰余価値追求の終わりなき運動、資本主義。本書はそのメカニズムを精密に分析し、社会科学史に聳え立つ。『マルクス・コレクション』版を全面改訳。
- シリーズ:ちくま学芸文庫
- 1,870円(税込)
- Cコード:0133
- 整理番号:マ-52-1
- 刊行日:
2024/03/07
※発売日は地域・書店によって
前後する場合があります - 判型:文庫判
- ページ数:688
- ISBN:978-4-480-51190-4
- JANコード:9784480511904
- 在庫 問合せ
貨幣の増殖を自己目的とする終わりなき運動、資本主義。なぜ等価交換に見える商品流通のなかから、富裕化する階級と貧困化する階級との絶対的対立が生じるのか。この矛盾に満ちた資本主義社会の運動法則全体を、マルクスは19世紀イギリスの産業社会を素材に解明しようとした。全4巻を構想しながら、生前に刊行されたのはこの第1巻だけだった。しかしそれは独立性の高い著作として、以後の知的・政治的世界に巨大な影響を与え続けた。上巻には、「第1篇 商品と貨幣」から「第4篇 相対的剰余価値の生産」の「第12章 分業とマニュファクチュア」までを収録。全2巻。
第1篇 商品と貨幣(商品
交換過程
貨幣または商品流通)
第2篇 貨幣の資本への変容(貨幣の資本への変容)
第3篇 絶対的剰余価値の生産(労働過程と価値増殖過程
不変資本と可変資本
余剰価値率
労働日
余剰価値率と余剰価値量)
第4篇 相対的剰余価値の生産(相対的剰余価値という概念
協業
分業とマニュファクチュア)
本書をお読みになったご意見・ご感想などをお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社HP、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただくことがございます。
※は必須項目です。おそれいりますが、必ずご記入をお願いいたします。
(ここから質問、要望などをお送りいただいても、お返事することができません。あしからず、ご了承ください。お問い合わせは、こちらへ)
歳
公開可 公開不可