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定価

1,265

(10%税込)
ISBN

978-4-480-03925-5

Cコード

0170

整理番号

-10-17

2004/03/10

判型

文庫判

ページ数

256

解説

内容紹介

絵の神様のように扱われる雪舟だが、よくよく見ると彼の描く絵はちょっとヘン。あの有名な「天橋立図」も凄いんだがどこかヘン。尾形光琳にはなくて、宗達にはある、“乱暴力”とは?雪舟、等伯から、縄文土器や根来塗の器まで日本美術を幅広く応援。教養主義や美術史にとらわれない、大胆不敵な美術鑑賞法を提示する。カラー図版満載。

目次

雪舟が神棚から降りてくる―雪舟
野心ぎらぎら等伯がのし上がる―長谷川等伯
道楽のリアリティー極まれり―伊藤若冲
エゴン・シーレもまいった写楽の“凄み”―東洲斎写楽
北斎よ、その肺活量の大きさは何なんだ―葛飾北斎
焼きたてクッキーとの対話縄文、恐るべし―縄文土器
テツガクしない石庭の見方―龍安寺の石庭
光琳をガラスケースから解放せよ―尾形光琳
ロマンを吹き飛ばす「乱暴力」―青木繁
「死体」が主人公のインスタレーション―装飾古墳〔ほか〕

著作者プロフィール

赤瀬川原平

( あかせがわ・げんぺい )

1937年横浜生まれ。画家。作家(尾辻克彦)。60年代には「ハイレッド・センター」など前衛芸術家として活動、70年代には「櫻画報」など独自の批評を盛り込んだイラストレーターとして活躍、81年には『父が消えた』で芥川賞を受賞。1986年、藤森照信、南伸坊らと「路上観察学会」を結成。他に高梨豊、秋山祐徳太子との「ライカ同盟」、山下裕二との「日本美術応援団」の活動がある。2014年没。

山下裕二

( やました・ゆうじ )

1958年広島県呉市生まれ。明治学院大学教授。東京大学大学院修了。著書に、『室町絵画の残像』『水墨画入門──見る・味わう・愉しむ』『日本美術の二〇世紀』ほか。赤瀬川氏との共著に『日本美術応援団』『日本美術応援団・オトナの社会科見学』『雪舟応援団』『実業美術館』がある。

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